アトム ザ・ビギニング


TVアニメ「アトム ザ・ビギニング」のステージイベントが26日の「AnimeJapan 2017」にて行われた。

「鉄腕アトム」を原案にしている「アトム ザ・ビギニング」は原因不明の大災害に見舞われた近未来の日本を舞台にアトムが誕生するまでを描く物語。４月15日よりNHK総合にて放送がスタートする。

今回のイベントには天馬午太郎役の中村悠一さん、A106（エーテンシックス）役の井上雄貴さん、堤茂理也役の櫻井孝宏さん、堤茂斗子役の小松未可子さん、お茶の水蘭役の佐倉綾音さんが登場し、楽しいトークを交えながら作品への意気込みを語った。AnimeJapan来場者であれば誰でも参加することができるイベントだが、事前抽選が行われた着席スペースには申し込みが殺到し、その倍率は５倍以上だったという。放送前にすでに多くの期待を集めていることがわかるが、声優陣もその想いを感じているようだ。

「子どもの頃から存在している（アトムという）作品がここに来て０話に当たるビギニングが作られるのはすごいこと」と櫻井さんが話すと、中村さんもアフレコの際に制作陣の熱も感じたと語る。

「毎週、絵がほぼ完成しているという贅沢な状態でアフレコをさせていただいています。それだけスタッフさんたちの入念な準備やモチベーションの高さがうかがえます。それに僕たちも少しでも追いついて、いい作品作りができるようにアフレコに臨んでいます」

製作陣、声優陣ともに熱意を持って作品に取り組んでいることがわかる「アトム ザ・ビギニング」。TVアニメスタートに向けてますます期待せずにいられない。

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