シーズン序盤の不振から前監督を解任し、復活を目指しているインテル。だが、2日に行われたセリエA第15節では、ナポリに敵地で0-3と再び完敗した。これを受け、サポーターからは皮肉のツイートが相次いでいる。

ステファノ・ピオリ監督が就任して以降、リーグ戦ではミランとのダービーを2-2のドローで乗り切り、前節フィオレンティーナ戦で4-2と初白星を手にしていたインテル。だが、上位浮上を競うナポリとの直接対決では、開始5分までに2失点と立ち上がりからつまずき、得点できないまま敗れた。

マリオ・バロテッリが「なんてゴールだ」「ナポリの選手たちが…マンマ・ミーア」とナポリを絶賛した一方で、インテルファンは落胆をあらわにしている。




「5分で2失点。死でもこれほど早く訪れない」


「コンドグビアはマネキンチャレンジ優勝」


インテルは夏に大金を払って獲得したガブリエウ・バルボサ(愛称ガビゴール)を起用していないことが騒ぎになっている。ナポリ戦の敗北に、ファンは同選手の名前も持ち出した。

「(同じく出場機会がなかったナポリの)ログ投入を見て、ガビゴールは泣き出しただろうな」


「今日の試合でもガビゴールを使わないならトンマーゾ・ロッキでもプレーできるな」


2日は今季のF1を制したニコ・ロズベルグが電撃引退を発表した。一部のインテルファンは、インテルの選手たちもロズベルグに続けと指摘している。

「誰かロズベルグに続いて引退を発表したのかな」


「お前たちはロズベルグに続いて引退しろ。彼は勝利を手にしたけどな」


最後に、皮肉たっぷりのユーモアが大好きなイタリア人らしいツイートを。

「明日は忙しいね。午前8時にチームにカミナリ。8時1分に練習開始。8時3分に休憩」


「元気を出そう。(シーズンが終わる)5月末はもうすぐだ」