「あらゆるものが出品されている」とたびたび話題になるフリマアプリに、今度は夏休みの読書感想文が出品され注目が集まっている。

読書感想文が購入できちゃうだと!?



読書感想文が出品されているのは、CMもよく放送されている話題のフリマアプリ「メルカリ」だ。このアプリは一般的なオークションサイトと異なり、出品者側の提示した価格で落札されるのが特徴。全国各地の一般ユーザーが商品に値段を付けて出品し、それを別のユーザーが購入するという仕組みだ。

読書感想文の値段は大体500円程度で、さまざまなユーザーが出品している。商品説明を見ると「高校生の時に書いたもの」といったように、昔に書いたものを譲っているものや、「読書感想文、代行します。希望の本があれば代行をその日のうちに仕上げられます」とご丁寧にリクエストに応えてくれるものまである。

出品者と購入希望者の会話を見ると「『桐島、部活やめるってよ』の読書感想文がほしいです」「他の方にも同じ内容で販売してますか?」(希望者)、「宮城の方にあげたのですが、どこに住んでますか?」(出品者)、「静岡です!」(希望者)、「じゃあ大丈夫そうですね」(出品者)、と公の場で喋っている。

読書感想文以外も! あの夏休みの天敵を金で解決!


メルカリで出品されているのは読書感想文だけでなく、自由研究作品までもある。良い具合に雑に作られた陶器のプレートや、手作り感満載の貯金箱、そして丹精込めてきれいに作られた昆虫の標本まで。昆虫の標本の商品説明を見ると「小学生の時の自由研究に使用したものです。こちらは息子の作品になります」と目を疑うような記載が。ちなみにこれは2,000円だった。