首位タイで最終日を迎える岡山絵里(撮影:上山敬太)

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<大東建託・いい部屋ネットレディス 2日目◇30日◇鳴沢ゴルフ倶楽部(6,587ヤード ・パー72)>
 7月29日(金)に2016年のプロテスト最終日が行われ、21名が合格したが、同日に開幕した国内女子ツアー『大東建託・いい部屋ネットレディス』では、昨年プロテストに合格し、今季からレギュラーツアーにフル参戦している2人の新人が優勝争いを繰り広げている。
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 ともに20歳の岡山絵里とささきしょうこ。岡山がトータル7アンダー・首位タイ、ささきがトータル6アンダー・3位タイで最終日を迎えることとなり、最終日最終組での新人対決が実現した。
 「今週に入って、同期の方と練習ラウンドに回ることが多くて、“もう1年立つんだね〜”っていう話をしました」。試合前は岡山や武尾咲希と1年前を振り返ったと話したささきだが、まさかともに最終日最終組に入るとは思っていなかっただろう。
 この日の最終18番のイーグル奪取で一気に首位タイに浮上した岡山は「お互い刺激しあえればいいなと思います」と同組を歓迎する。だが両者の心構えは「“私が優勝する”という気持ちを持つ。できないと思ったら負けてしまうので弱気にならないように頑張りたい(岡山)」「同期のなかで一番最初に優勝したい気持ちはありますが、気負いすぎずやりたいと思います」と間逆だ。
 2人と同じく最終組のトータル7アンダー首位タイ・青木瀬令奈が初優勝を狙い、先週優勝のアン・ソンジュ(韓国)もトータル6アンダーにつける。さらに今季好調の笠りつ子もトータル4アンダー・7位に位置しており、2人だけの優勝争いとはいかないがどちらも“第87期生”の思いを背負って戦う。
<ゴルフ情報ALBA.Net>

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