「金魚絵師」と呼ばれる画家がいる。金魚の中に、美しさと狂気が共存するのを発見した彼は、いつしか金魚のみを描くようになった。数多くの芸術賞を受賞し、約10年にわたる活動を集めた作品集『金魚養画場』が注目を集めている。彼の名は深堀隆介。

いま東京・渋谷の西武渋谷店で、「深堀隆介回顧展　金魚養画場〜鱗の向こう側〜」が開催され、話題となっている。

展覧会は写真の撮影、SNS投稿ともにOKとあって、ツイッターには、実際に行って見た人の感想と写真が多数寄せられている。

「生き生きとした金魚に心奪われました」


「深堀隆介回顧展」作品「草風ノ門」（西武渋谷店ウェブサイトより）

ツイッターに寄せられた報告は、次のようなものだ。

「生臭い水の匂いさえ漂ってきそうな気がした」「生き生きとした金魚に心奪われました」「めっちゃ綺麗やった」などといった声が寄せられている。


「深堀隆介回顧展」作品「方舟」（西武渋谷店ウェブサイトより）

「写真okだったので一番可愛い金魚さんをば」「撮影OKでした！」という報告もあった。本当だろうかと思ったら......、

「写真撮影 OKだし。行ってきて良かったです」「その素晴らしさを写真に撮ってUPしてもイイ所が更にステキでした」「写真OKでツイッターで拡散せよ！みたいな感じだったので...」など、写真撮影OKに感激している人が多かった。

展示は、初期の枡の作品から新作の箪笥の作品まで約50点以上。メイン会場は西武渋谷店 A館7階 特設会場、サブ会場は西武渋谷店 B館8階 オルタナティブスペース。会期は5月29日まで。


「深堀隆介回顧展　金魚養画場〜鱗の向こう側〜」ポスター（西武渋谷店ウェブサイトより）