日常に紛れ込む「へんな」一瞬...謎なトラックと記者は遭遇した
出勤する人々で賑わう朝の麹町。小雨が降っているため、3月も中旬だというのに肌寒い日だ。Jタウンネットの記者がいつものように信号待ちをしながら周囲を見ると、道路脇に駐車している1台の青いトラックから視線を外せなくなった。その後部には、朝には似つかわしくないホラーな光景が広がっていたのだ......
思わず立ちすくんだその光景
こちらがその写真だ。
なんだこれは......
トラックの荷台からは2体のぬいぐるみがぶら下がっている。おもちゃを運送中、ということでもなさそうなトラックで、装飾品としては浮いている。
特に、手前のミッキーマウスのぬいぐるみはかなり異様だ。ホッケーマスクを被っており、まるで湖の近くで活躍する殺人鬼である。名づけるならホッケーマウスかジェイソンマウスだろうか?
もし夜中このぬいぐるみがライトに照らされて立っていたら、その場で動けなくなってしまいそうだ。しかし今日は雨、ホッケーマスクの殺人鬼も水を弱点としているため、ホッケーマウスもおそらく力は弱まっているだろう。それに水を吸って動きも鈍くなる可能性も高い。くたびれた折り畳み傘を武器にどこまで対抗できるかは疑問だが、勝算はあるはずだ。
などと考えながら写真を撮っている間に、トラックは走り去ってしまった。こうした面白いものとは一期一会。見かけるたびに出来るだけ記録しておきたいものだ。
なんだこの迫力は......