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STAP細胞の研究をめぐり、理化学研究所の研究室からES細胞が盗まれたとする刑事告発を受けて、元理研研究員の小保方晴子さん(32)が警察に任意で参考人聴取されたとの報道が2月17日夜から流れている。小保方さんの代理人をつとめる三木秀夫弁護士は、弁護士ドットコムニュースの取材に対して、「この報道は事実ではない」と否定した。

JNN(TBS系)や毎日新聞が2月17日に報道したところによると、捜査関係者への取材の結果、兵庫県警は2月16日、小保方さんを参考人として任意で事情聴取していたことがわかったという。

しかし、小保方さんの代理人の三木弁護士は17日夜、弁護士ドットコムのメール取材に「この報道は事実ではありません。事情聴取などありません」と報道を完全否定。「(報道)各社にはガセネタですと、伝えています」と答えた。

研究不正が認定された「STAP細胞論文」の筆頭著者だった小保方さんは1月28日、STAP細胞の研究から論文の撤回に至るまで、本人から見た事実関係や心情などをつづった手記を出版して話題を集めていた。

(弁護士ドットコムニュース)