本田圭佑、逆境に悩む人へ“本田流のエール”

6日放送、日本テレビ「NEWS ZERO」では「独占告白 本田圭佑(29) "移籍の噂"・・・真相とは？」と題し、昨年12月、アメリカ・ロサンゼルスで収録したACミラン・本田のインタビューを伝えている。

彼を取り巻く移籍の噂について訊かれると、「まずはミランでやっていこうと考えていました。余計なことは今は考えていないですし、以前にも答えたようにミランに出てってくれって言われればまた別の問題ですけど」と切り出した本田は、「必ずチームが本田圭佑を必要する時期はくる。自分自身が引っ張らないといけないと使命として感じている。後半戦、100％なことはサッカー界には存在しないんですけど、ほぼ高確率でミランで戦うといってもいいかな」と移籍の噂を否定した。

さらに、これまでの戦いを「ミランで丸2年になる。来てから悔しい思いしかしていない」と振り返った本田は「これだけ自分が変えられなかった組織っていうのは今までなかった」とも。その上で「それだけミランが巨大だっていうことで話はついてしまうんですけど、それをできない自分の力のなさというのは、いい意味で反省点として今後に活かせれば」と前向きに捉えている様子だ。

また、番組スタッフが「逆境にいる人へのエール」を頼むと、本田は「なぜか、たかだかサッカー選手なんですけど、そういう質問を受けることも多い」と苦笑い。

それでも彼は「いつも思うのは本質を見ていない。多くの“俺、悩んでいる”というほとんどは、本質からずれたところで悩んでいるケース。自分が抱える問題の本質とは何なのか？ 自分は何を目指すべきなのか？ どういうことを真剣に日々取り組むべきなのかっていうのを考えたら、意外と自分が悩んでいる悩みというのは“俺が気にしているだけ”だと・・・」と持論を織り交ぜつつ、“本田流のエール”を送った。