3日深夜放送、テレビ朝日「日本サッカー新時代〜2018年への旅〜」では、日本代表・本田圭佑とサッカー解説者・中山雅史氏による対談の模様を伝えた。

2014年、1分2敗に終わったブラジルW杯について話し始めると、試合後、宿舎で岡崎慎司と話したという本田は「サッカー辞めようかみたいな話はしましたもんね」と告白、「勝てないと思うんだったら辞めた方がいいと思ってるんで」と言葉を続けた。

中山氏から「それをどうかしようっていうのが本田選手じゃないんですか?」と訊かれるも、本田は「それをどうかしようと思える範囲はやるのが僕なんですけど、どうかできないんじゃないかと思うなら、もう辞めた方がいい」と話すと、「今はどうかできると思ってるんで続けてますけど、もしどうにもならへんかなって、フィジカル的なものも含めて思えるような時がきたらバシッと辞めようと思ってます」とキッパリ。

すると話題はフィジカル面について――。「フィジカル的な限界は僕も岡(岡崎)も感じていると思います。まだ29歳なんですけど」と告白した本田。中山氏から「こっからでしょ?」と言われるも、「特にスピード。ちょっとでも速くなろうと南アフリカからブラジルに向けて取り組んできたんですね。伸びました。実際数値にも表れてます。でも、その限界はここにきて感じています。スピードがこれ以上伸び続けるっていうことは論理的にはありえないっていうのは感じているんで伸ばすポイントをどこにするか」と説明した。

その上で、「2018年はリベンジ、W杯出場して結果を出したいと思ってる」とロシアW杯に向けて意気込んだ本田は、「1試合でサッカー界は天地がひっくり返るんで。それを狙っています」とも語った。

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