ジュゼッペ・ロッシは、フィオレンティーナのサポーターとあいさつする時間も持てなかった。少なくとも、今のところは…。

ロッシがフィオレンティーナを去るのは確実なようだ。リーグ再開を前に移籍が実現するとは限らないが、退団の噂は強まっており、パウロ・ソウザ監督が扉を開けたことも、クラブが認めていることをほのめかしている。

そして、代理人のフェデリコ・パストレッロ氏は、『Radio24』で次のように認めた。

「クラブは彼を引き止められないと気づいた。選手はプレーを望んでいるからだ。99%の確率で、彼は1月に出ていくだろう」

だが、移籍先がどこになるかは分からないようだ。パストレッロ代理人はこう述べている。

「(サンプドリアのマッシモ・)フェレーロ会長は好感のもてる人だ。イタリア、スペイン、イングランドの複数クラブが関心を寄せている。状況を検討していこう」

ボローニャはすでに検討したようだ。

「選手の価値に議論の余地はない。だが、我々のマーケットのプランには入らないよ。(ロベルト・)ドナドーニ監督の4-3-3では、ロッシのような選手は生きないだろう」