ユヴェントスは11月、ナポリとの勝ち点差を2ポイント、インテルとは3ポイント、フィオレンティーナとは4ポイント、ローマとは8ポイント詰めている。4日のセリエA第15節ラツィオ戦を前に、マッシミリアーノ・アッレグリ監督は次のように述べた。

「我々の目標はローマを抜き、4位に浮上することだ。我々はこれからラツィオやフィオレンティーナとの試合を控えている。2つの直接対決だ。スクデットのことではなく、自分たちの小さな目標について考えなければいけない。バランスが必要なんだ。現時点で我々はまだ何も成し遂げていない。緊張感が落ちる恐れはあるんだ。そうなってはいけない」

「引き分けても気落ちしてはいけない。勝ち点を挙げる必要がある。今年は、勝ち点80以下でスクデットを獲得することはできないだろう。我々は序盤でウディネーゼ、キエーヴォ、フロジノーネを相手に勝ち点7を落とした」

「ナポリとユーヴェの勝ち点差は、（ゴンサロ・）イグアインによるもの？　彼はとても素晴らしい選手で、イタリアに来てから最高のシーズンを過ごしている。だが、個人が違いとなるのは、チームが支えている場合だけだ。（パウロ・）ディバラとトレード？　私はユーヴェのどの選手もほかの選手と代えたくない。ディバラは急成長している。クラブは素晴らしい補強をした」

「私とユーヴェの契約は2017年まである。私はここですごく満足しているし、今年の目標に集中しているよ。噂よりも、目標の方がずっと大事なんだ」

「（ロベルト・）ペレイラは昨日、また屈筋に痛みを感じた。今日検査だ。とてもデリケートな場所のケガだよ。（クワドゥオ・）アサモアは昨日、チームと練習している。（サミ・）ケディラはラツィオ戦に間に合わない。セビージャ戦も難しいだろう。復帰を焦るのはとても危険だ。（マリオ・）レミナを起用できる可能性は高い。今日、彼はチームと練習する」

「ラツィオ戦は難しい試合になるだろう。彼らはスーペルコッパのリベンジを望んでいるはずだ。我々は道を間違えてはいけない。今はデリケートな時期で、自分たちにふさわしい位置にはまだ遠いんだ。今は守備がよりソリッドになった。勝つためには苦しみに耐えて戦わなければいけないということを理解した。メンタリティーは正しい」

「（アルバロ・）モラタは素晴らしい選手だよ。心身ともに良いコンディションになりつつある。私と彼に問題はない。マンチェスター・シティ戦では、彼を叱ったのではなく、安心させただけだ。事実じゃないことが報じられているようだがね。私は彼に多くを求めているんだよ。彼を先発させるか、（マリオ・）マンジュキッチか（シモーネ・）ザザかは決めていない」