自分の身分を隠してAmazon倉庫に潜入した記者は、その内情について「自分の意志でAmazon倉庫から脱出できる自分は『幸福』である」と語りましたが、実際のところAmazon倉庫とはどんなところなのか、ポーランドのメディアWTK PLAYが倉庫内の様子をムービーで公開しています。

WTK PLAY - największa telewizja internetowa w Wielkopolsce

http://wtkplay.pl/mobile/index.php?section=video&id=14147

倉庫の様子は以下のムービーから見ることができます。

「east entry(東入場口)」と書かれた巨大なAmazon倉庫。



中に入ってまず従業員たちを待っているのはセキュリティーチェック。なお、このセキュリティーチェックは職場に到着した時だけでなく、昼食時や休憩の後も通らなければなりません。



機械にカードをかざす人々。



社員証をかざして就業時刻を記録していたのでした。



従業員たちは足早に仕事場へ向かっていきます。



まず手に取ったのはハンドスキャナー。Amazon倉庫には目的の商品をかき集める「ピッカー」という役割の従業員がおり、スキャナーを使って「目的の商品はどこでピックアップできるのか」「目的の場所までは何秒で行くべきか」ということを確認します。



ということで、倉庫の中に潜入。



番号が振られた棚がずらりと並んでいます。



黄色いカートを押して歩く男性。



女性もカートを持ってうろうろ。



モニターに向かって作業している従業員たちもいます。





手元には商品がずらり。これらの商品を並べにいく棚を調べているのかも。



ぎっしりと商品が並べられたカートを持って動く男性。



電動カートに乗って倉庫内を移動している人たちもいます。





今度はスーパーのレジのような場所へ。



番号が振られたカートがずらりと並んでいます。



箱の中から取りだした商品についているバーコードを読み取っています。



モニターを確認して……



商品をカートに詰めていきます。倉庫に届いた商品を棚に並べる準備をしているようです。



カートにぎゅっと詰められた商品たち。





今度は段ボールがたくさん並ぶスペースへ。



使い終わった段ボール箱がコンベヤーで運ばれていきます。



ベリベリに破れた段ボール箱もありました。



行き着く先では、山積みの段ボールを手に作業する男性。



今度は金属製の棚がずらりと並ぶ場所。



スキャナーを片手に持った女性が棚の間を歩いていきます。



棚には商品が所狭しと並んでいます。この金属製の棚が「冬場は目で見えるくらいの火花が散る静電気を起こす」という棚かもしれません



ムービー冒頭の黄色いカートとは異なる黒いカートを押す従業員や……



商品を棚からピックアップしている男性従業員の姿もありました。



今度は段ボールではなく、黄色いプラスチック箱がコンベヤーで運ばれていきます。



黒い箱も。



中には以下のような感じで商品が入っています。



コンベヤーはかなり長く、終わりが見えません。





そして別の作業場へ。



ここでは、手作業で商品の梱包が行われているようです。



クラフト紙を筒状のケースから出して……



箱の中に詰めていきます。青いシャツの男性が見守っているところからして、研修中の新米スタッフのようです。



この女性は段ボールを組み立て中。



機械が必要に応じて紙テープを出してくれるので……



ペタリと箱にテープを貼っていきます。



梱包が済んだ箱はコンベヤーで運ばれていきます。



コンベヤーにはタイヤが設置されており……



方向転換する箱もありました。



ペタッと伝票が機械的に貼り付けられてゆき……



さらに流れて、輸送用トラックの中へと積み込まれていくわけです。



工場内部を上から見るとこんな感じ。



コンベヤーが張り巡らされており……





その周囲で作業が進められています。



工場内には「work hard. have fun.(よく働き、楽しみ)」



「make history.(歴史を作る)」という標語が掲げられていました。