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お笑い芸人小籔千豊(42)が、22日に放送された日本テレビ系バラエティ番組『ダウンタウンDX』(毎週木曜22:00〜23:00)にゲスト出演し、無断撮影に激怒したことを明かした。

テレビなどでの歯に衣着せぬ物言いとは違って、普段は「ヘタレ」という小籔。「この時ばかりは腹が立ってブチギレしてしまった」と振り返るのが、空港での一幕だった。シンガポールから帰国して入国審査の列に並んでいる時、「カシャ」と携帯の撮影音が鳴った方に学生と思われるグループがいた。

ちらっと見ると学生グループは気づかれないようにごまかし、小籔が視線をそらすと「カシャ」「カシャ」と無断での撮影が続いた。再び学生グループを見ると、視線は合わせないがニヤけ顔。その後、荷物を待っていた小籔の隣をあざわらうように素通りするなど身勝手な行動はエスカレートする。

それでも我慢していた小籔だったが、再びの「カシャ」で怒りが爆発。学生グループのもとまで行って「撮らんといてくれる?」と抗議したところ「撮ってません」と答えたため、「主語がないのに『撮ってません』ということは、写真を撮ってたということやな?」と散々問い詰めてようやく「すみません」と謝罪の言葉を引き出した。

帰りのタクシーで「普段はあんなことされても言わへんのに何で今日言うたんやろ」とふとわれに返った小籔。機内でマフィア映画『ゴッドファーザー』を観ていたことに気づき、スタジオでは「ちょっとゴッドファーザーになっていたんでしょうね」と当時の自分を思い返していた。