土屋礼央の「ざっくり聞くと」(第13回)〜SNAIL RAMP・TAKEMURAがキックボクシング日本王者になったワケ〜

土屋: 土屋礼央の「ざっくり聞くと」、今回お話を聞かせていただくのは、43歳でキックボクシングのチャンピオンになりました、SNAIL RAMPの竹村哲さんです! お久しぶりです!

TAKEMURA:お久しぶりです。

◇「最初の目標は、2、3戦できたらもういいかなって感じでした」


土屋: 12年前にイベントでお会いして以来です! チャンピオン、そもそもジムに入ったきっかけは?

TAKEMURA:ジムに入ったのが2001年5月くらい。単純に興味ですね。子供の頃から戦隊モノとかを見てた延長で何か格闘技をやりたいという願望はあって。ただ、すごい短気で、何かあったらすぐに手が出てしまう子だったので、親がなかなか許してくれなかったんです。

大人になって、タイのプーケットに2週間旅行した時、ショーじゃないムエタイの試合を見る機会があって。会場まで片道バイクで1時間半、山を越えていかなくちゃいけなかったんだけど、それが楽しくて楽しくて。そこでやりたいなーという気持ちを新たにしました。

でも当時、キックボクシングの情報を集める手段もほとんどなくて…そんなときにたまたま通りかかった場所にジムが新しくできたのを見つけて、「今やらなかったら一生やらないだろうな」と思って見学をして、そのまま入りました。

土屋: 僕なんかは自分の音楽活動のプロモーションになる、つながると思っていろんなことをしてきたわけですが、そのあたりはどうでしたか。

TAKEMURA:音楽活動につながるという思いは全くなかったですね。キックボクシングを始めたのは、SNAIL RAMPとっては悪い言い方をすると「弊害」でしかなかった。

土屋:普通は周りが止めますよね、事務所とかメンバーとか。

TAKEMURA:相談なく始めましたからね。ただ、所属事務所がSNAIL RAMPに関しては最初から放し飼いだったので、何かをやって怒られるとかやめろ言われるということはなかったです。ファンの反応は…キックを始めたばかりの頃はやっていることも知らせていなかったので、何も言われませんでした。

土屋: プロデビューされて、目標はどこだったんですか?チャンピオンまで続けているのがすごいと思うんです。普通30代なら下り坂でしょ。

TAKEMURA:引退する年齢なんです、当時では。だから最初の目標は、2、3戦できたらいいかなって感じでした。年齢もあるし、1戦目のデビュー戦の練習もすごくきつかったし、きちんとした減量をやるのも慣れてなかった。本当にきつかったので、そんなに続けられないと思ってました。