学生の窓口編集部

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2002年度から学習指導要領が改定され、その教育を受けて育った世代は「ゆとり世代」と呼ばれるようになりました。特に20代前半の方たちは年上の方から「ゆとり世代」と言われた経験があるのではないでしょうか。今回は、周囲が「ゆとりだな〜」と感じる男女の特徴を読者のみなさんに聞きました。

■上司の前で携帯をいじる。普通は控えたほうがいい(36歳/女性)

ゆとり世代にとって、携帯電話は学生のころから慣れ親しんだアイテムなだけあって、人前でいじることに抵抗がないのかもしれません。ただ、上司の前で黙々といじる様子は、あまり印象が良くないとのこと。

■メモを取らずにスマホで撮影。自分もゆとりだが、あまり見栄えはよくないと思う(27歳/女性)

同じゆとり世代でも、不思議に思う言動はあるようです。便利なのは分かりますが、上司や取引先でのメモは手書きのほうが無難かも。

■仕事を頼んだら、「それって何の役に立つんですか」と聞かれた(32歳/女性)

合理的な考えをするのもゆとり世代の特徴といわれています。しかし、仕事を頼まれるのには何かしらの理由があるはず。反論せずに、まずは理由を考えて。

■上司にタメ口を聞いたときは驚いた。敬語を習っていないのか(33歳/男性)

敬語が苦手な人が多いのも、ゆとり世代の特徴!? 普段から言葉づかいには注意しましょう。

■仕事に対しての欲がない。出世とかしたくないのかな(35歳/女性)

生まれたときから不景気だったゆとり世代にとって、出世は縁遠いもの。ライフワークバランスは大切ですが、度が過ぎると周囲から不思議ちゃん扱いされる可能性も。

■連絡は何でもメール。遅刻の連絡もメールできた(35歳/女性)

直接コミュニケーションをとるのが苦手な人も多いみたいです。

■会社の飲み会を休む。暗黙の了解でみんな参加するものなんだけど……(31歳/男性)

ここでもコミュニケーションに消極的な特徴があげられました。あまりに我を通しつづけてしまうと、いつか職場で孤立してしまうかもしれません。

■先にあいさつをしない(30歳/男性)

今回特に多かったのがこちらの意見。あいさつは社会生活の基本。ここを直すだけでも、まわりの印象はガラッと変わるかも。

ゆとり世代に対する厳しい意見が多く見られましたが、これらの特徴に当てはまらない人ももちろんたくさんいるので、ひとくくりに「ゆとり世代」とは呼べないのも事実。ハッとする意見があった方は、あまり肩肘張らず少しずつ改善してみてはいかがでしょうか。

(紐野義貴+プレスラボ)

調査期間:2015/8/29〜2015/9/5

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