[OH!バンデス - ミヤギテレビ] 2015年7月23日放送の「みやぎ・ふくしまバンデス×Chu!」のコーナーで、福島のローカル列車で行く絶景の旅を紹介していました。

カメラなしではもったいない! 海外も注目の秘境・奥会津

JR只見線は、福島県・会津若松駅から新潟県魚沼市・小出駅までの135.2キロの区間を結んでおり、日本の原風景が残る路線として親しまれています。

只見線(yawenlaさん撮影、Flickrより)

近年では中国の短文投稿サイトに「世界で最もロマンティックな鉄道」として掲載されたことから、中国や台湾の観光客も増えています。

会津柳津駅から乗車して約10分の只見川第一橋梁にさしかかると、雄大な川の水面に、広大な森林の緑が映えわたり、晴れていれば青空とのコントラスト、そんな絶好の被写体が広がります。この一瞬を捉えたい写真愛好家が全国から集まるというのも納得の絶景です。

また、三島町の「道の駅 尾瀬街道みしま」の近くの、トンネル脇の歩道を進んでいくと、只見川第一橋梁を一望できる絶景スポットにたどり着きます。秋の鮮やかな紅葉や冬の雪景色との只見線の姿など、四季おりおりに撮影することができるのです。

絶景のち、炭水化物祭り!? 行けば唖然の秘境めし

路線の途中は、2011年夏の豪雨災害で鉄橋が流された影響により、会津川口駅〜只見駅間は代行バスにより運行されています。

只見線を一旦降りた、会津川口駅前にある「民宿食堂 おふくろ」では「カツカレーミックスラーメン」(税込・1000円)という、ボリューミーなメニューが提供されています。カツがのったカレーラーメン、と思いきや......丼の底からなんと、ご飯が出てくるのです!!

絶景の感動の後にいただく、衝撃的すぎるランチ。旅の思い出にぴったりのグルメです。

壮大な自然に目を奪われ、心穏やかになれそうな奥会津。百聞は一見にしかず、カメラ片手に一度訪れたいものですね。(ライター:M.)