財務省のエリート官僚が家業である京都の老舗旅館の女将に転身、奮闘する連続ドラマ『鴨、京都へ行く。〜老舗旅館の女将日記〜』(フジテレビ)でヒロイン・上羽鴨を演じている松下奈緒(28)。
 スタート前、
 「今まで出会った控えめな役と違って、今回は日本を変えていかなくちゃ、旅館を変えていかなくちゃという勢いがあるキャラクターで、テンポよくしゃべるし気持ちもどんどん動いていくチャレンジングな役」
 と、抱負を語っていたが、回数を重ねるごとに評判はウナギ上りになっている。
 「和服姿が老舗旅館の女将のイメージにピッタリ。しかも色っぽい。これで下着を着けずに演技してくれたら最高なんですけど、彼女は超マジメで下半身のガードは鉄壁。残念ながら、“ノーパン”ではないようです」(芸能記者)

 2010年のNHK朝の連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』で大ブレイクした松下だが、どういうわけか男絡みの話がトンと聞こえてこない。
 「『ゲゲゲの女房』では、金子賢や杉浦太陽がチョッカイを出そうとしたんだけど、まったくスキがなかった。彼女も“アラサー”に入って、恋愛願望も結婚願望もあるんだけど、男の噂は一つもありません」(テレビ局関係者)

 そんな松下の男っ気のなさに気を揉んでいるのが、実父。
 「家族好きでビール好きでもある松下は、お父さんとよくビールを飲むそうです。で、ビールが進んでくるとお父さんの口から必ず出る言葉があるそうです」(芸能記者)

 それは「嫁に行け」という説教まじりの言葉。
 「可愛い娘を、いつまでも手元に置いておきたいと思う反面、そろそろ結婚して欲しいと願うのが父親です。スキャンダルまみれも困りますが、浮いた話がないというのもねぇ〜」(ワイドショー芸能担当デスク)

 オフは、カメラ持参のサイクリングか家電専門店巡りと、まったく男のニオイを感じさせない松下。
 「それに、今は長湯も加わりました。“えっ、まだいたの?”と、家族があきれるくらいの長風呂だそうです。ビル・エヴァンスなどのジャズを聴いたり、本を読んだりと、“自分の部屋”のようにリラックスしているそうです」(芸能記者)

 “永遠の処女”と呼ばれている原節子の後継は、松下奈緒で決まりか。