マクドナルド「既存の原料で違うメニュー、賢い戦略」 -社長が新商品を語る

写真拡大

日本マクドナルドは4月4日、「チキンてりたま」(340円〜380円)「バーベキュービーフ」(340円〜370円)「バーベキューチキン」(330円〜360円)についての発表会を開催し、同社代表取締役会長兼社長兼CEOの原田泳幸氏がその戦略について語った。

原田氏は、ディスカウントだけで短期的な売り上げを図ることや、季節限定新商品の乱発はやめると話し、今回の新商品の発表を「継続的売り上げ成長への第一弾」とした。

「今まで成功した商品、そのブランド資産を使う。

『てりたま』は、長年毎年楽しみにしていただいている春の季節限定商品。

『てりたまチキン』はそのチキンバージョンとなります(てりたまはポークパティ)。

『バーベキュービーフ』『バーベキューチキン』は『テキサスバーガー』のバーベキューソースを使っています」「なるべく既存のメニューと同じ原料を使って、違うメニューをつくる。

利益を伴う賢い戦略です」また今年の取り組みとして「ビジネスの選択と集中」を掲げ、重点を置く戦略として、ドライブスルー、ブレックファースト、賢い季節限定商品の打ち出し、デリバリーを挙げた。

「昨年の4月までは新商品の乱発とディスカウントによる売り上げがあるので、(今年の)4月くらいまで既存店は(売り上げ昨年対比の)マイナスが続くと言ってきた。

5月からプラスになる。

ほぼその通りいっております」と話した。