さいぼし(馬肉の燻製)おにぎり(上)とモツ大根肉鍋(下)
どちらもお酒が進むメニューでボリュームもたっぷり。イベント会場にはお酒コーナーもあります。

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芸能界屈指のグルメ王にして肉に取り憑かれた男といえば、ダチョウ倶楽部の寺門ジモンでしょう。その圧倒的な知識と豊富な人脈は、他の追随を許しません。

そのグルメっぷりを遺憾なく発揮する、寺門ジモンプロデュースのイベントがあります。予約の取れない名店などに直接声をかけ、出てくるのがありえないようなお店が出店される奇跡のイベントなのですね。去年のイベント記事はこちらです。


今年はイベント名を寺門ジモンのフードパーク マジ! ウマすぎ!! 夢の特選グルメ大集合と改めて、京王百貨店新宿店7階(昨年は渋谷東急百貨店でした)で3月14日から20日までの1週間開催されています。

相変わらず、予約の取れない名店だらけ! 毎年出てくるおなじみのお店も多いのですが、今年初出店のお店もいくつかありました。

イベント会場の京王百貨店7階にエスカレーターでいくと、まず目に入ってくるのは圧倒的な「肉の煙」ではないでしょうか。炭火焼肉ゆうじ、今福、ミート矢澤、もんじゃ大木屋などからばんばん煙が上がっています。そう、「実演」と書いてあるお店はその場で焼いてくれるのですね。

さらにフードコートコーナーやイートインコーナーを使って、その場で食べることができるのです。今回のフードコートコーナーは例年に比べて若干広めで、何カ所かにありますので、その場で食べる派にはうれしいですね。

場所が変わったことの一番大きな影響は、換気にあると思われます。東急百貨店の催事場はそのまま屋上に直結していたので、そのまま換気ができていたり、外の空気を吸いたくなったときに出たりすることができたのですが、京王百貨店ではそうではありません。おかげで、明らかにイベントのあるゾーンは空気の色が違っています。肉の煙がもうもうとしているのですね。多少のにおいがつくことを覚悟した方がいいかもしれません。

それと今回は場所柄からか、お弁当や持ち帰れるものが若干増えた印象があります。会社のお昼休みに来て、そのまま買って帰れるようにという配慮でしょうか。初日のお昼前に行ったのですが、スーツを着たサラリーマンの方々がフードコートの一角にずらっと並んでお弁当を食べているのを見て、何となくそういうことを考えたりしたのでした。さすがに時間が指定されている限定販売品は無理でも、普通のお弁当(といっても名店のお弁当なのですが)をお昼休みに買うことは十分可能だと思われます。

今回食べたのは、おなじみもんじゃ大木屋の市ヶ谷店限定で売られている豚の角煮サンド。それから漫画「ネイチャージモン 7巻」にも登場した丸福精肉店×もつ焼き神コーナーで売られていた馬肉の燻製「さいぼし」をふんだんに使ったさいぼしおにぎり。そして焼肉鍋問屋志方のモツ大根肉鍋です。モツ大根肉鍋はご飯入りとご飯無しがあったのですが、お腹がだいぶ膨れていたのでご飯無しにしました。

デザートには蜜芋(安納芋)をジャガバター風にしたものや、ワラビ粉と和三盆を使ったわらび餅などを食べたらもうお腹いっぱいに。相変わらず1日ではまわりきれない量です。まだ食べてないお店も多いので、また行かなくては!

3月17日(日)16時には寺門ジモンサイン会(Tシャツ購入者のみ)も行われます。この週末は京王デパートへ行って、肉に溺れましょう!!
(杉村 啓)