「グランプリシリーズの出場まで、あと1ヵ月半を切りましたが、彼女はいまだ専属コーチが決まっていない状況なんです」(スケート関係者)

安藤美姫(24)の初戦予定は11月2日からのグランプリシリーズ『中国杯』。しかし、今年4月、安藤は’07シーズンから専属コーチを務めていたニコライ・モロゾフコーチ(36)との契約を突然解消してから、コーチ不在という異常事態が続いている。

「師弟関係の解消はモロゾフコーチが切り出しました。『美姫には、もっともっと大きなスケーターに成長してほしい。君の無限の可能性のために……』と言われたそうです」(前出・スケート関係者)

突然の契約解除、元コーチとの”破局”に、傷心の日々を過ごしているという。

「彼女はモロゾフコーチに裏切られたという思いが強いんです。再契約を断られた後『6年前、美姫の振り付けをしたい、とお願いしてきたのはニコライのほうじゃない』と大泣きしたそうです。さらに『もう、死にたい』『つらくて苦しい』といったネガティブな言葉をツイッターに書き込んだり、周囲に漏らすようになりました」(フィギュア関係者)

感情の起伏の激しい彼女の精神面をコントロールするのは容易ではなく、今、精神的に不安定な彼女と契約するコーチは、簡単にはみつからないだろうと、前出・スケート関係者。
「荒川静香さんや佐藤有香さんにも、コーチしてほしいと打診したそうですが、断られてしまったそうです」