FIFA、韓国代表MFの政治的メッセージ掲示問題を調査…各国で報道も

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 FIFA(国際サッカー連盟)は、U−23韓国代表のMFパク・チョンウがU−23日本代表とのロンドン・オリンピック3位決定戦後、竹島の領有権を主張するメッセージを掲げた問題で、同選手の懲戒手続きを行う準備に入った。イギリス紙『ガーディアン』が報じている。

 オリンピックでは政治的な主張を行うことが許されていない。パク・チョンウの行動はオリンピックの憲章に接触する可能性があり、IOC(国際オリンピック委員会)が調査に乗り出している。

 FIFAもこの行動を容認する意向はなく、スポークスマンは韓国サッカー協会と選手に対して8月16日まで期限を設け調査を行い、今後新たな情報を提供することになると明かしている。

 なお、当問題は日韓間にとどまらず、イギリス紙『ガーディアン』やアメリカ紙『ワシントン・ポスト』など、世界中のメディアで報じられている。