新曲「GIVE ME FIVE!」のミュージックビデオのなかで、風俗嬢に体当たりで挑む大島優子さん

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AKB48の大島優子さん(23)の「役回り」に、また注目が集まっている。

2012年2月15日発売の新曲「GIVE ME FIVE!」のミュージックビデオのなかで、年齢を偽り働く風俗嬢を演じていることがわかり、ファンの間では「どこまでヨゴレ役をやらせれば気が済むのか」と、非難の声が上がっているのだ。

AKB史上最長の34分ミュージックビデオ

話題のミュージックビデオを手掛けたのは、ドラマ「北の国から」シリーズで知られる、杉田成道監督(68)で自ら脚本も担当している。定時制高校を舞台に、さまざまな問題を抱える生徒たちが、バンド活動を通して、自分たちの居場所を見つけていくという青春ストーリーで、AKB史上最長の34分という大作に仕上がっている。

メンバーの役どころは、親が離婚し離れて暮らす弟を思いながらバイトする尾形敦子(前田敦子さん)、いじめられていた過去がありトラウマをもつ小林由紀(柏木由紀さん)、喧嘩っ早く何事も長く続かない市川みなみ(高橋みなみさん)などで、大島さんは、家の借金を返すため、歳を偽って風俗で働く「大沢優子」を好演している。

この配役に対し、ネットでは

「風俗嬢はやりすぎ。せめてキャバ嬢にしろよな」
「なんで秋元は風俗に固執するのか 。ヲタも気分悪いだろうし、一般人が見てもイメージ悪いだろ」

という、「風俗はいかがなものか」という批判が噴出したが、その中でも特に目立ったのが「また」というキーワードだ。

CM、ドラマに続きミュージックビデオまで

大島さんの「仕事」に対し、ファンの批判が殺到したのはこれが初めてではない。

11年11月に公開された、AKB48公式プロバイダのCMでは、乳児に自分の乳を与え、「わたしと赤ちゃん作らない?」と呼び掛けるシーンがあり、「仕事のためとはいえこれはやり過ぎ」「本人がかわいそう」と、話題になった。

また、2011年の月9ドラマ「私が恋愛できない理由」(フジテレビ系)のなかでは、キスシーンとベッドシーンを演じており、夢を打ち砕かれたファンたちが「大島はなぜこんなんばっかなんだ」と、涙交じりの声が多数上がったのも記憶に新しい。

CM、ドラマと、ほかのメンバーと比べ「性」をイメージさせる仕事が多いうえ、今回の「風俗嬢役」が重なったため、「また優子ヨゴレかよ」「最近の大島は、汚れ役担当」という意見が相次いだのだ。

ただ、大島さんは、映画情報サイト「シネマトゥデイ」(2012年1月12日付)のインタビューで「女優志望であることは変わらない」と語っており、今回のミュージックビデオについても「大島優子の表情はさすがだわ。なんか泣ける」と、女優として評価する声も上がっている。