松嶋菜々子(38)主演のドラマ「家政婦のミタ」(日本テレビ系)が絶好調だ。その勢いに乗り、松嶋はかなり“おいしい”副業に乗り出した。



 雇い主の命令に絶対服従で冷徹無比に実行していく家政婦。その役が松嶋にみごとにハマリ、「家政婦のミタ」第5話は平均視聴率が22・5%を記録。10月スタートのドラマとしてはキムタク主演の「南極大陸」を抜いてトップに立っている。

 この人気に乗じて、番組内で新たなビジネスがスタートした。松嶋がドラマで使う革製ドクターバッグの通信販売である。お値段はなんと6万5000円。小さめの廉価版でも3万8000円と高級ブランドに近い値段設定。にもかかわらず、日本テレビには問い合わせが殺到しているという。日テレ関係者が言う。

「スポンサー収益が目減りしているので、こうしたサイドビジネスはどこの局でも重要です。松嶋さんにはプロデュース料という名目で、数%の手数料をお渡しすることになります」

 とはいえ、単価の高さを考えれば、松嶋には数千万円レベルの副収入が見込めるという。1クールの出演料が2000万円とも言われる松嶋だが、相当においしい副業には違いない。

 この副業には、手本となる前例があった。夫の反町隆史(37)も同様の副業に手を染めていたのだ。

「所属事務所のホームページで、今年6月に放送されたドラマ『グッドライフ』(フジテレビ系)で使用していたトートバッグと同じモデルを通販で売りだしたところ、まずまずの売り上げだったそうです。ただし、価格は2万6250円。結婚当初から格差婚と言われていましたが、値段にも格差があったというわけです」(芸能記者)

 しかも、この副業は仕事が減る反町の苦肉の策であったという。

「この『グッドライフ』の平均視聴率は8・6%。所属事務所の猛プッシュでキー局のドラマに主演したんですが、反町では思うように視聴率が取れないのが現実です。そのため、テレビ局はどうしても主演での起用を控えるようになる。今後は趣味の釣りや日曜大工、犬のトレーニング等を生かした番組に関わるか、あるいはドラマなら所属事務所のメインのキャスティングのバーターで脇役として活路を見いだすしかないようです。そういう状況では、副業ビジネスは重要になります」(芸能プロ関係者)

 反町・松嶋夫妻には、2人の女の子がいる。そのうち長女は今春から都内の有名私立小学校に通学するなど、生活環境面での変化もじわじわ押し寄せているようだ。

「一方が多忙な時期は、他方が子供の面倒を見るというのがこの夫婦の約束事。今は反町さんが子供たちの世話を焼いている時期なんです」(反町の友人)

 旦那の稼ぎが少ないと、女房のドラマが1本当たったところで、収入はまだまだ足りないということなのか。