現役韓国代表選手に八百長疑惑も、代表監督は全面否定「彼らは濡れ衣を着せられた」

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 八百長問題で揺れる韓国サッカー界。同国代表は3日にセルビアと、7日にガーナと国際親善試合を行うが、今回の代表に選出されているユン・ビッカラムとキム・ジョンウがKリーグの八百長に関わっているのではとの噂を、チョ・グァンレ監督が否定している。韓国『朝鮮日報』が伝えている。

 チョ・グァンレ監督は、「代表チームの選手たちが八百長に加担したとの噂がある。その中にユン・ビッカラムとキム・ジョンウの名前があったため、様々なルートを通じて確認してみたが、全く関係がないと聞いた。彼らは濡れ衣を着せられたようだ」とコメント。噂を否定するとともに、「今回トレーニングに参加している代表選手には、八百長について厳しいメッセージを伝えた」と話している。

 慶南に所属するユン・ビッカラムは、「慶南に所属する代表クラスの選手が八百長に関わっている」という噂が流れ疑いをかけられていたが、かつて同クラブでプレーしていた選手が逮捕されたことで疑惑は解消。名古屋で活躍したキム・ジョンウは現在、Kリーグの得点ランクトップを走りながらも突然2軍に落とされており、これが八百長と関連があるのではとされていた。

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