“本当の大きさ”に出会える映画

　今週4月15日にいよいよ公開となる映画『ガリバー旅行記』。ジャック・ブラック主演で、大胆アレンジしたこの映画は、原作のファンタジー要素に彼の持つ独特のコメディの力が加わり抱腹絶倒必至の出来に仕上がっている。

　原作で船医という設定だったガリバーは、映画版では、新聞社に勤める万年郵便係。失敗を恐れて委縮してしまうので、仕事では後輩達にどんどん追い抜かれ、恋愛では、好きな人を食事に誘うこともできないダメ男である。船医のガリバーも仕事がうまくいかなかったり、リリパット人のヤリによる攻撃を恐れて抵抗しなかったりと情けない部分があるが、映画版はさらにそれに輪をかけている。そんなガリバーが、小さな人間達が住むリリパット王国に漂着。大きな体を活かして大活躍するのだ。その様子は、次の動画でも確認できる。



　体が大きいだけでリリパット王国で英雄扱いとなったガリバーだが、上記動画でもあるようにロボットに負けてしまう。でも、そこからガリバーの本当の闘いが始まるのだ。“体が大きい”ということだけではない、“人間の器としての大きさ”をガリバーは手に入れられるのだろうか。「ガリバー旅行記」の原作を幼い頃に楽しんだ大人たちも、読んだことがない子供たちもどちらも楽しむことができる映画『ガリバー旅行記』。

　公開は4月15日からとなる。

・映画『ガリバー旅行記』公式サイト
・MOVIE ENTER × 『ガリバー旅行記』
・GWにジャック・ブラックがスクリーンから飛び出す！ガリバー旅行記が映画化