ペニオクサイト「ranking.tv」が人気のワケは「バカ正直」?

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昨今のお得情報といえば、「Groupon」に代表されるフラッシュマーケティングや激安商品を売りにした有料型のオークション「ペニーオークション」だ。ただし、あまりにサービスが登場しすぎて良からぬ噂も聞こえてくる。
特に「ペニーオークション」に関しては、ここ数ヶ月で爆発的にサービス業者が増加し、「サクラが値段を吊り上げている」「落札したのに商品が送られてこない!」などの苦情を良く聞く。
ここで簡単に「ペニーオークション」の仕組みを説明しておこう。

ペニーオークションは、ヤフーオークションなど通常のネットオークションとは違い、ユーザー同士が売買するわけではなく、あくまでも運営側がオークション形式でユーザーに物を販売している。
つまり「激安商品」でを手に入れるために、ある種のチップを支払って競り勝つという一種のゲーム的な要素もある。特に目玉となるような「テレビ」や「パソコン」などが5000円というような信じられない激安価格で手に入るため、爆発的に日本で普及した。

その数あるペニーオークションサイトの中でも「Ran−kingTV」が人気が高いという。その理由は「その正直さ」にあるという。多くのペニーオークションは、高額商品を安く競り落とさせないためにBotを使用し、値段を釣り上げていく。いわばサクラだ。そんなペニオクサイトには苦情が殺到するため電話番号さえ記載していないところが多い。ところが「Ran−king.tv」は、業界では珍しく、電話番号と問合せメールをサイトに記載し、不明点があればすべて人力で対応している。メールも1件ずつ対応しているそうだ。

「Ran−king.TV」のシステムはこうだ。まず会員登録し、「ゴールド」と呼ばれる入札に必要なポイントを購入する。1ゴールド=75円。入札するにはこの1ゴールドをベットして参加する。入札のたびにこの購入したゴールド減っていく仕組みだ。
「Ran-king.tv」ではこの75円のうち、5円をWFPを通じて世界の恵まれない子供たちの給食代として寄付している。30円で1食分なので6回の入札で1人前の給食になる。現在までに29000杯もの給食を寄付しており、その数はサイト上でリアルタイムに更新されている。

運営会社である株式会社ドリームファイター代表取締役の吉田さんはこのように語る。
「ペニーオークションは生まれて間もない分野ですが、せっかく面白いサービスなのに詐欺のようなサービスが多すぎます。Ran-king.TVではショッピングする楽しみ、欲しい物を安く手に入れるお得感、競りのような臨場感を体験していただくために、「バカ正直」にやっています。だって、Botが動いているようなサイトで商品を買いたい人なんていないじゃないですか。人が楽しみ、人が対応して、少しですが恵まれない人に寄付することで、みんながハッピーになれる。本来ペニーオークションはそうあるべきだと思いますよ。」

人が対応する「バカ正直」なペニーオークション「Ran-king.TV」から今後も目が離せない。

ペニーオークション「ran-king.tv」
http://www.ran-king.tv/ 

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