レアル・マドリーのジョゼ・モウリーニョ監督が、バルセロナFWズラタン・イブラヒモビッチの獲得を望んでいるようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が伝えている。これによると、レアルはイブラヒモビッチ獲得にMFカカーの移籍を織り込む可能性もあるそうだ。

同紙は、「モウリーニョはインテル時代のイブラヒモビッチに素晴らしい思い出があり、彼が思い描いている新生レアルに、イブラヒモビッチが完璧に溶け込めると確信している」と報じた。レアルは年俸1200万ユーロ(約13億5000万円)のサラリーを支払えるとのことで、バルサの説得にはカカーとのトレードを使うという。

なお、『アス』によると、インテルDFマイコンのレアル移籍に急激なブレーキがかけられたようだ。問題となっているのは、レアルとインテルの交渉ではなく、マイコン側のサラリー要求だという。マイコンは年俸700万ユーロ(約7億8500万円)を求めているそうだ。

また、ドイツ『ビルト』によれば、レアルのキャプテン、FWラウールはすでにシャルケ04との2年契約にサインしているとのこと。ラウールとレアルの契約は来年までとなっているが、クラブはこれを解消することで、選手の移籍を認めるという。ただ、正式発表までは数日待つ必要があるようだ。