トップレス・デー00
ニューヨークのセントラルパークで、「女性にも男性と同様の権利が与えられるべき」と、先週の日曜日にパレードが行われました。

その権利とは、公共の場で上半身裸になる権利です。

トップレス・デー01
アメリカでも女性が公共の場で上半身裸になると公然わいせつ罪となりますが、なんとニューヨーク州では1992年に女性のトップレス姿が認められるという判決が出たため、逮捕されることがなくなったそうです。

国中の女性にその権利があるべきとする女性や、それを支持する男性たちが「胸を開放すれば心も解放される」「もはやニューヨークでおっぱいは不謹慎では無い」などが書かれたカードを掲げて行進しました。

これを目撃した人々は、もちろん驚きを隠せなかったようです。

・信じられない、もう最高だよ。うちの奥さんにもぜひ参加しようって言ってみるよ。(地元 21歳 男性 自転車レンタル業)

・彼女たちがやりたいなら、やらせてあげればいいのよ。私には無理だけど。(ニュージャージー州 49歳 女性)

・別に驚くことではない、ここはニューヨークだから。でも女性の立場で言わせてもらうと同意できないわ、もっと慎みを持つべき。(メリーランド州 28歳 女性)

・行き過ぎた自由主義で、アメリカが衰退している理由だわ。公共の場で胸をあらわにするなんて、女性にとって屈辱的なことよ。(女性 医者)

…などなど、やはり賛否両論であるようです。

果たして女性の権利として認められるのかは分かりませんが、各地で集めた嘆願の署名は、議会に提出されるそうです。

Topless women march in Central Park for right to bare breasts

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