2003年にアニメ化され、劇場版も公開された『鋼の錬金術師』が、新シリーズとして帰ってくる。荒川弘氏原作のこの作品は、月刊『少年ガンガン』(スクエア・エニックス)に連載され、コミックスの累計発行部数は、12月に発売された21巻までで、3,300万部を超える人気漫画である。日本のみならず、世界でも人気があり、今では、日本を代表するアニメの一つとなった。

 人気アニメ『鋼の錬金術師』が4月から、『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』という新しいテレビシリーズとして放送されることが決まった。4月5日(日)の午後5時から、MBS・TBS系全国ネットで放送を開始する。制作は2003年に『鋼の錬金術師』を手掛けたボンズが引き続き手掛けることとなった。ボンズはこれまで『交響詩篇エウレカセブン』や『ソウルイーター』などの人気作品を手掛けたことでも有名である。 気になるキャストは、前回に続いて、主役のエドワード・エルリックに朴璐美さんが、アルフォンス・エルリックに釘宮理恵さんが決定している。

 今回の『鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST』は、主役のエルリック兄弟の絆がストーリーの軸となっている。多種多様な登場人物の行動や心情が、錬金術の有り様や、軍事国家で繰り広げられる謀略の中で、丁寧に描き出されている。『鋼の錬金術師』のもつ多面的な魅力が表現されている。次々と巻き起こる悲劇や、出来事に翻弄されつつも、前に進んでゆく兄弟の姿。ミステリアスなストーリーと、情緒豊かに表現される登場人物たちとのドラマの絡み合いが今作の最大の見所だろう。

 前作から6年という月日が経ったが、未だに人気は衰えることがない。今回のアニメシリーズの復帰を待ち望んでいたファンも多いことだろう。4月からの放送が待ち遠しい。
(編集部:MAKI)

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【参照】
鋼の錬金術師 公式ホームページ