液晶背面にはLED

写真拡大 (全9枚)

2月6日(金曜日)にauの春モデルが発売となった。数ある端末の中でも一際ファンの話題を占めていたのはカシオの携帯『CA001』だ。
昨年末発売された冬モデル『W63CA』から変わったところといえは、やはり同社初のタッチパネルだろう。
カシオ初というだけでなくauで初のタッチパネル携帯となる。
テレビCMでは楽器携帯を売りにしているが、もちろんカメラ、フルブラウザなどにもタッチパネルを使うことができる。
また以前の『W63CA』より幾分薄く作られている。
以前はEXILIM携帯でカメラの機能は800万画素と高画素だったが、今回は500万画素に抑えられている。
それでも携帯のカメラとしては十分過ぎる性能だろう。

ボタンの押し心地はストレスがなく押し間違いも少なそうだ。
以前、記者が使っていた携帯が『W51CA』だったのだが違和感なく使うことができる。
『W51CA』程ではないがボタン毎の“段”も健在。
このカシオ独特の段差ボタンが実はお気に入りだったりするのだ。

■タッチパネル
タッチパネルに関してはおまけ程度と考えたら良いだろう。
iPhoneのようにストレスなくスムーズにとは行かないようだ。
KCP+のせいか若干もたつきも見られる。

結局数字キーで操作した方が早いというオチだ。
このタッチパネルのせいか、メール覗き保護シールが貼れないのが痛い(シールを貼ると認識されにくくなる)。
のぞき見防止機能を携帯に内蔵しておいて欲しかったところだ。

今後の改善に期待したい。

■イカしたLED
『CA001』は背面にオレンジ色に光るLEDパネルがある。
そこには時刻、メール受信、着信、お知らせなどの情報が表示される。
メール受信時は相手の名前がカタカナでスクロールする。まるで電光掲示板を見ているようだ。
このイカしたLEDは個人的に気に入っている。
17×7ドットという制約があり情報量は少ないが、もっと多くの情報を流せたらなお良かったと思われる。

■モーションセンサー
『CA001』はau Smart Sports『Run&Walk』に対応しておりモーションセンサーにより1日の歩数やカロリーなどを計測するカロリーカウンターが利用可能。
ただこのカロリーカウンターを使うとバッテリーの消費量が早いので、バッテリーを長持ちさせたい方はオフにすると良いだろう。

■そのほかのおもしろ機能
フェイク着信 …… 通話ボタンを1秒以上押し続けるとフェイク着信が開始し電話がかかってきたかのように見せかけることができる。長い会議の際にこのフェイク着信を使えば会議から抜け出せるかも!?
Touch Session ……ヤマハのアプリ『Touch Session』が内蔵されており携帯で楽器演奏が可能。タッチパネルでピアノ演奏を行ったり携帯を振ってギター演奏したりと計11種類もの楽器演奏が可能だ。
タッチパネルとモーションセンサーをフルに活かしたアプリだ。

KCP+で動作が遅くなったと思われがちだが、『マルチウィンドウ』『モーション操作(傾き検知)』など総合的に使いやすくなっている。
特にマルチウィンドウはEzwebやEメールなど複数のタスクを中断することなく切り替えながら使用できるので非常に便利だ。

『W71CA』に相当する今回の新機種携帯『CA001』だが、2009年春モデルから型番表記が変更された。
これにより今後は『WXXCA』ではなく『CAXXX』という表記で新機種をリリースしていく。

また下記に簡単な開封動画を掲載したのでごらん頂きたい。

カラーバリエーション:白(W)/黒(K)/黄(Y)
サイズ:50×109×11.7mm/122g
KCP+
2軸ヒンジ
カメラ画素数:500万画素
液晶:3.1インチIPS/FWVGA
内蔵メモリ:500MB
Bluetooth
FeliCa
Flash Lite 3.0
高音質着うたフル対応
デコメ/フラッシュアニメ対応



▲開封動画。

参照:カシオ携帯電話オフィシャルWEBサイト CA001

用語解説
KCP+(ケイ・シー・ピー・プラス):KDDI Common Platform +の略。KDDIとクアルコムにより共同開発された携帯電話共通プラットフォーム。現在auの携帯電話はほとんどこのKCP+を採用しておりプラットフォームの共通化、コストの削減を行っている。
しかし動作の遅さやバグの多さも指摘されている。携帯新機種発売後はバグ修正アップデートが必ずといっていいほど行われる。
2009年2月6日に発売された『CA001』を含む3機種が不具合報告され修正アップデートを実施している。

■オススメ! 最新人気トレビアンニュース
-ネットスラング- イケメンに限られるニュースソース『※ただしイケメンに限る』って何?

『逆チョコ』には未知のモテ可能性が! 「『逆チョコ』貰って下さい」→「実は私も…」 驚きの効果!
『円天』だけではなく『ウォン天』も計画していた!
アムロの声優、古谷徹さんはプログラマーだった!!
TBS『2時っチャオ!』で1分間に腕立て100回披露した映像が話題に!
中国の野望! 独自開発CPUが存在した!?

トレビアンニュース記事をもっと見る!
トレビアン関連ニュース『ゲーム×コンボ』もよろしく!
トレビアンちゃんねる ニコニコ出張所 - ニコニコ動画公式チャンネル開始!

トレビアンニュース