お笑いコンビ「バナナマン」のボケ担当、設楽統が最近ドラマ「流星の絆」で脇役ながらいい味を出している。先日千秋楽となった舞台「ジャージマン」でも好演して女優の水野美紀から絶賛された。このまま設楽の俳優としての活動が増えれば、バナナマンの今後にも影響が出そうだ。

女優水野美紀らが主宰する演劇ユニット「プロペラ犬」の公演「ジャージマン」が先日、千秋楽となった。
バナナマンの設楽統(したら おさむ)はこの舞台で「ジャージマン」というヒーロー役で出演した。
コント寄りの内容だっただけに、水野美紀もこれまでの舞台とは勝手が違ったようだ。
「千秋楽まで一公演一公演、ほんとに気が抜けなかったです。」
とブログで感想を書いている。
そんな中で、設楽への評価はかなり高い。
「設楽さんのブレのなさ、舞台上で空気を読む瞬発力、俳優としてのスキルの高さに感動し、助けられた公演でした。」
「プロペラ犬」など舞台で女優を磨いている水野美紀のこの言葉からみても設楽の役者としての素質は本物のようだ。

また、テレビドラマ「流星の絆」(TBS系)では若手刑事役で出演しており、出番は少ないがいいアクセントとなっている。
刑事ではあるが酒に酔うとオカマ言葉になるというキャラの設定で、彼ならではの演技が光っているのだ。だが、俳優、役者として活躍が目立ち出した設楽だが、お笑いのトークでは今ひとつ切れがない。とんねるずの「みなさんのおかげでした」(フジ系)で「トークダービー」のコーナーに出た彼は、噛みまくり、全くうけずに惨敗だったのだ。石橋貴明のサジ加減ひとつのコーナーではあるのだが、確かに面白くなかった。
以来、設楽は「フジテレビ出入り禁止」を言い渡されている。
その後、同番組に出演した相方の日村勇紀が「モジモジくん」のコーナーに出演した際に、設楽のフジテレビ出入り禁止の許しを懇願した。
すると石橋は
「設楽よかったよ。『流星の絆』。すごいひとりで喋ってたよ。」
「たぶんね、あれ、バナナマン辞めて役者になるね」
と言った。
日村は「オレ、ヤバイじゃないですか」とあせっていたが、内心も穏やかではなかったはずだ。

以前、テレビ番組「Qさま!! 」で 解散ドッキリをしかけられたことがある。
その時は設楽が「ミュージシャンになりからバナナマンを解散したい」と話を切り出すというドッキリだったが、日村は最後まで解散を拒み(当然だが)ドッキリを明かされると涙ぐんで怒ったほどだった。
その時から「解散」に関してはナーバスになっているはずなのだ。

お笑いコンビとしてのバナナマンの評価はどうなのか?キングオブコントでは決勝まで勝ち進んだので実力があるということなのだろう。
しかし一方でバナナマンの人気には設楽に女性ファンが多いということもあるようだ。設楽としては、お笑いでも俳優でも可能性があるということになる。
「モジモジくん」の続きだが、
木梨「(ドラマの)次の発注がすぐ来る」
石橋「すぐ来るね。どーなの、哀川さん?」
とゲストの有吉弘行に振ると。哀川翔のものまねで
有吉「早目に見切りつけた方がいいよ」
といわれて日村は本気でイラついていた。

結成から15年となるバナナマンにドッキリではないリアルな解散話しもありえるかもしれない。

(参考:水野美紀オフィシャルブログ)

(編集部:真紀和泉)

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