宮崎哲弥 氏

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テレビや書籍での活躍中の評論家・宮崎哲弥氏は、様々な事件や社会問題に素早く対応していることでも知られている。宮崎哲弥氏がどのように情報収集を行っているのか? その一端を知ることができるかも知れない。
宮崎哲弥氏は、日経ビジネス Associe(アソシエ)誌において、3回に渡って掲載される“プロが語る「私の情報収集術」”の中で情報収集術を公開した。

宮崎氏は、第1回のコラムの中で情報収集の経路を二つあげている。一つは実際の政治家や官僚、記者から直接取材した生の情報。もう一つはテレビやインターネットなどからのメディア情報だと述べている。事件や社会の動向を素早くチェックしているのは主にメディア情報で、中でもインターネット情報の秀逸さを高く評価している。
しかし、インターネットの情報は確かに迅速だが情報量もそれにあわせて膨大だ。宮崎氏はRSSリーダーを活用することで、この膨大な情報ソースを使いこなしているという。

プロが語る「私の情報収集術」 - 宮崎哲弥

RSSというと聞いたことはあっても実際には活用しきれていないビジネスマンもまだ多いサービスだ。RSSはブログやサイトが更新されると更新情報を公開してくれる便利な機能で、現在では多くのニュースサイトやブログでも標準でサポートされている。すなわちインターネットの最新情報はRSSをチェックすればいち早く手にいれることができるというわけだ。宮崎氏も専門的な事件や問題では、学者や専門家が書くサイト情報が大きな頼りとなるためRSSは欠かせないサービスになっているようだ。

RSSを見ればいいと聞くと簡単そうだが、RSSをチェックするといってもサイトやブログごとに公開されているのだから実際には膨大な数のRSSがインターネット上に存在する。自分に必要なRSS情報を探すだけでも一苦労だし、サイトやブログを訪れてRSSをいちいちチェックしては時間や手間がかかってはRSSで調べている意味がない、そこで宮崎氏は「RSSリーダー」を利用して素早く情報をキャッチしているのだ。

RSSリーダーのメリットは、サイトやブログが更新されたときだけ最新記事をしらせてくれるところで、実際にサイトチェックに行って情報がなかったというような空振りを防ぐことができる。また最新記事だけをチェックできるので短時間で調べることができるためRSSリーダーを使用しない場合より同じ時間でも多くのサイトやブログをチェックできるというわけだ。

今やインターネット情報を収集するうえで強力なツールとなった「RSSリーダー」だが、その中でも宮崎氏が使用しているのが「livedoor Reader」だ。livedoor Readerは大量のブログやサイトでも短時間でチェックできるので、関心のある必要なサイトやブログを登録して情報収集に利用しているそうだ。

このあとの連載では、宮崎氏のさらにディープな情報収集術も明かされる予定だ。

宮崎 哲弥(みやざき てつや)
評論家。福岡県久留米市出身。研究開発コンサルティング会社「アルターブレイン」副代表。2006年4月より京都産業大学客員教授もつとめる。テレビ、書籍、講演などでも活躍中。

プロが語る「私の情報収集術」 - 宮崎哲弥
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