【大人の物欲】ここまでリアル!無料ペーパークラフトで昆虫採集!「カブトムシ」「クワガタムシ」
昆虫採集は夏の風物詩。自然が少ない都会では「カブトムシ」や「クワガタムシ」といった昆虫を探すのも一苦労となり、お金をだして昆虫を購入することも慣れてきている。
しかし、ここで紹介するペーパークラフトの昆虫であれば、インターネットに接続したパソコンから、すぐに捕まえることができる。
今回紹介するペーパークラフトは、ヤマハ発動機が同社サイトにて一般向けに公開している作品で、インターネット上から無料で入手することができる。すべての作品は、フリーのペーパークラフトデザイナー 向山信孝氏が企画・制作を担当したものだ。
同サイトで公開されているペーパークラフトのモデルデータをダウンロードし、プリンターで印刷するだけで、組み立て前の展開図(パーツシート)が入手できる。公開されているモデルはすべて無料だが、どれも精密でリアルな作品で芸術性の高さも見逃せない。
ペーパークラフトの作り方は、どのモデルも基本的には同じだが、モデルごとに用意されている組立説明書を見ながら組み立てればよい。
説明書によると、「印刷する用紙は、A4サイズで厚みのある、しっかりした用紙(官製ハガキ程度)をおすすめします」と書かれている。作例はケント用紙を使用したそうだが、家電量販店に行くと、インクジェット専用の"ペーパークラフト専用紙"が数種類販売されていたので、厚手タイプの光沢ありと光沢なしの紙を今回は用意した。印刷には、一般パソコン用の日本ヒューレットパッカードのカラープリンター「photosmart P1100」を使用。
製作の準備ができたら、パーツを切りだそう。パーツ総数は「カブトムシ」が3個、「クワガタムシ」が4個で、ペーパークラフトとしては、初心者向きのモデル。製作は、カッターやハサミを使って展開図の外線を丁寧に切り取り、ノリで接着していくだけだが、曲線が多いので、パーツの切り抜きには意外と時間がかかる。綺麗に仕上げたければ、普通のカッターに比べると割高だが、デザインで使用するペンタイプのアートナイフを用意すると良いだろう。
すべてのパーツを切り抜いたら、組立に入ろう。組立は、実線が山折り、破線は谷折り、白線は切り込みを入れるようになっている。最初は、足を組み立てるわけだが、取扱説明書を見ながら、赤線部分を山折りに、全体的に丸みをつけて織り込んでいこう。頭や胴体も、足を製作したときと同じ要領で丁寧に組み立てよう。
すべてのパーツを組み合わせれば、クラフトモデル「昆虫採集」の完成だ。
山折りは、線にそって先のとがったもの(シャープペンシルやマイナスドライバなど)で軽くなぞっておくと折りやすくなる。ただ力を入れると、紙を破ってしまうこともあるので注意しよう。また、組み立てる際は接着剤をつけすぎると、紙にシワができてしまうので、こちらもつけすぎないように注意しよう。折り目の印刷がはげた場合には、同色のサインペンや色鉛筆などで補修すると良い。
「カブトムシ」の大きなツノと、「クワガタムシ」の巨大なアゴがぶつかり合う。異種格闘技戦をも彷彿させる激しいバトルが始まった。勝者は、如何に!?
「カブトムシ」と「クワガタムシ」は、部品点数が少ないものの、完成品はかなりの迫力があるので、これからペーパークラフトをはじめたい人には最適な素材だ。無料で楽しめるペーパークラフト、このクオリティなら、大人の趣味としても自分や人に見せても十分に満足できるだろう。
・写真:写真一覧
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■向山信孝氏ホームページ 「向山空間」
■クラフトモデル「昆虫採集」
■ヤマハ発動機
編集部:関口哲司
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しかし、ここで紹介するペーパークラフトの昆虫であれば、インターネットに接続したパソコンから、すぐに捕まえることができる。
■新世代!リアルなペーパークラフト
ペーパークラフトとは、紙を素材とした模型。ペーパークラフトは、折り紙とは違ってハサミやノリを使って組み立てるという昔からあるホビーの一つであるが、以前とは異なり、最近では非常に精密なモデルが製作できるようになっている。高度でリアルなペーパークラフトが登場した背景には、パソコンや3D技術、CADソフトウェアの向上が大きい。また、技術の向上にともない精密なペーパークラフトのクリエーターも登場するに至り、いまやペーパークラフトは、単なるホビーからインテリジェンスあふれる創造的な作品となっている。ペーパークラフトを作るテクニックを紹介したページ | ヤマハ発動機の「ペーパークラフト」のページ |
同サイトで公開されているペーパークラフトのモデルデータをダウンロードし、プリンターで印刷するだけで、組み立て前の展開図(パーツシート)が入手できる。公開されているモデルはすべて無料だが、どれも精密でリアルな作品で芸術性の高さも見逃せない。
■昆虫を作ってみよう
早速、ペーパークラフトの昆虫を作ってみよう。今回制作する「カブトムシ」と「クワガタムシ」は、ヤマハ発動機の[ホーム]-[エンターテイメント]-[ペーパークラフト]-[シーズン]の「昆虫採集」カテゴリから展開図と組立説明書を入手できる。ペーパークラフトの作り方は、どのモデルも基本的には同じだが、モデルごとに用意されている組立説明書を見ながら組み立てればよい。
説明書によると、「印刷する用紙は、A4サイズで厚みのある、しっかりした用紙(官製ハガキ程度)をおすすめします」と書かれている。作例はケント用紙を使用したそうだが、家電量販店に行くと、インクジェット専用の"ペーパークラフト専用紙"が数種類販売されていたので、厚手タイプの光沢ありと光沢なしの紙を今回は用意した。印刷には、一般パソコン用の日本ヒューレットパッカードのカラープリンター「photosmart P1100」を使用。
製作の準備ができたら、パーツを切りだそう。パーツ総数は「カブトムシ」が3個、「クワガタムシ」が4個で、ペーパークラフトとしては、初心者向きのモデル。製作は、カッターやハサミを使って展開図の外線を丁寧に切り取り、ノリで接着していくだけだが、曲線が多いので、パーツの切り抜きには意外と時間がかかる。綺麗に仕上げたければ、普通のカッターに比べると割高だが、デザインで使用するペンタイプのアートナイフを用意すると良いだろう。
左が「カブトムシ」、右が「クワガタムシ」の展開図 | 左からハサミ、デザイナーカッター、ホッチキスのリムーバー(折り目をつけるのに使用)、ノリ、ペーパークラフト専用紙 |
すべてのパーツを切り抜いたら、組立に入ろう。組立は、実線が山折り、破線は谷折り、白線は切り込みを入れるようになっている。最初は、足を組み立てるわけだが、取扱説明書を見ながら、赤線部分を山折りに、全体的に丸みをつけて織り込んでいこう。頭や胴体も、足を製作したときと同じ要領で丁寧に組み立てよう。
すべてのパーツを組み合わせれば、クラフトモデル「昆虫採集」の完成だ。
折り込んで丸みをつけたパーツ。左が「カブトムシ」、右が「クワガタムシ」 | クラフトモデル「昆虫採集」の完成!左が「カブトムシ」、右が「クワガタムシ」 |
山折りは、線にそって先のとがったもの(シャープペンシルやマイナスドライバなど)で軽くなぞっておくと折りやすくなる。ただ力を入れると、紙を破ってしまうこともあるので注意しよう。また、組み立てる際は接着剤をつけすぎると、紙にシワができてしまうので、こちらもつけすぎないように注意しよう。折り目の印刷がはげた場合には、同色のサインペンや色鉛筆などで補修すると良い。
■ペーパークラフトの昆虫で遊んでみよう
今回製作した「カブトムシ」や「クワガタムシ」は、カラーで印刷されていることもあり、紙製とはいえ、なかなかのディティール。光沢ありのペーパークラフト用紙を使用したことで、よりリティが増しているようだ。木の幹にとまっている「カブトムシ」 | 「クワガタ」が「カブトムシ」に接近してきた |
「カブトムシ」の大きなツノと、「クワガタムシ」の巨大なアゴがぶつかり合う。異種格闘技戦をも彷彿させる激しいバトルが始まった。勝者は、如何に!?
「カブトムシ」vs「クワガタムシ」 | 草むらにいる「クワガタムシ」 |
「カブトムシ」と「クワガタムシ」は、部品点数が少ないものの、完成品はかなりの迫力があるので、これからペーパークラフトをはじめたい人には最適な素材だ。無料で楽しめるペーパークラフト、このクオリティなら、大人の趣味としても自分や人に見せても十分に満足できるだろう。
・写真:写真一覧
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■向山信孝氏ホームページ 「向山空間」
■クラフトモデル「昆虫採集」
■ヤマハ発動機
編集部:関口哲司
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