【気になるPC】手帳感覚で持ち運べ!超小型で最強のモバイルPC「OQO model 02」レビュー
ブルレーは、米国のパソコンメーカーOQOの超小型モバイルパソコン「OQO model 02」を発売する。手のひらサイズで超小型・軽量が最大の特徴だ。Windows XP Tablet Editionモデルの先行予約価格は、329,800円。5月中旬より出荷の予定だ。
写真:モバイルPC「OQO model 02」
model01 からはCPUとグラフィックプロセッサーが改善され、CPUにはVIA C7M ULV-1.5GHz、GPU内蔵のVIA VX700を搭載している。レビューモデルが搭載するメモリサイズは1Gバイト、ハードディスクは60Gバイト。5インチの光沢液晶画面は明るくて見やすく、文字もクッキリと読むことができる。
デザインの良さも魅力で、持ち歩いて自慢したくなる逸品だ。コンパクトなバッテリは、本体内に完全に収まる。バッテリ駆動時間は標準バッテリで3時間、大容量バッテリで6時間。モバイル用途を考えると、大容量バッテリを用意しておきたい。
液晶画面をスライドすると、キーボードが現れる。マウスポインタは、トラックスティックで操作する。画面表示サイズは、キーボードの拡大、縮小ボタンで切り替えできる。画面の解像度は、800×480ドット、外部出力は1920×1200ドット。
写真:液晶画面をスライドすると、キーボードが現れる
電源ボタン、排気口の形状なども秀逸なデザインだ。有機的なデザインの排気口は、上面と底面に装備される。意外に発熱するので、塞がないように注意しよう。HDMIの出力ポートも備えているため、大画面テレビへの出力も可能だ。OQOのCEO Jory Bell氏は、AppleでPowerBook G4の開発にも関わったということで、随所にデザインのこだわりを感じさせる製品に生まれ変わっている。
写真:OQO model 02の電源ボタンと排気口
周辺機器も光沢加工で高級感がある。USBやLANポートを備えた拡張ポートを接続したところ。CD/DVDドライブ付きのドッキングステーションもオプションで用意される。
写真USBやLANポートを備えた拡張ポート
キーは小さいが、指先が引っかかるため、慣れれば親指による入力はスムーズに行えそうだ。ふだんPDAを使用しているユーザーなら、長文の入力も苦ではないはずだ。
写真:キーにはバックライトが用意されていて、暗い部屋でも使用できる。
写真:両手に持って、トラックスティックやキーボードを操作できる。マウスボタンのクリック感など、応答性が良い。
デジタルペンの操作にもすぐに慣れることができた(Windows XP Tablet Edition搭載モデルのみ、デジタルペンとキャリーケースが付属する)。画面上はデジタイザによる操作だが、画面右下には、感圧式のスクロール領域があり、指先で上下や左右にこすると、ウィンドウの表示をスクロールできる。
写真:デジタルペンで操作できる
唯一の問題は、30万を超える価格。コンパクトPCのVAIO type Uが20万円台前半から買えることを考えると、手を出すにはちょっとした思い切りが必要になる。
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■OQO model 02
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編集部:池田利夫(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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写真:モバイルPC「OQO model 02」
■手のひらサイズの本格XP/Vistaマシン
OQO model 02の特徴は、文庫本より一回り小さいコンパクトなサイズ。142×84×25mmで、重量は450g以下と超小型・軽量だ。レビュー機は、Windows XP Tablet Editionを搭載しているが、Windows Vista Ultimate搭載モデルも用意されている。model01 からはCPUとグラフィックプロセッサーが改善され、CPUにはVIA C7M ULV-1.5GHz、GPU内蔵のVIA VX700を搭載している。レビューモデルが搭載するメモリサイズは1Gバイト、ハードディスクは60Gバイト。5インチの光沢液晶画面は明るくて見やすく、文字もクッキリと読むことができる。
液晶画面をスライドすると、キーボードが現れる。マウスポインタは、トラックスティックで操作する。画面表示サイズは、キーボードの拡大、縮小ボタンで切り替えできる。画面の解像度は、800×480ドット、外部出力は1920×1200ドット。
写真:液晶画面をスライドすると、キーボードが現れる
電源ボタン、排気口の形状なども秀逸なデザインだ。有機的なデザインの排気口は、上面と底面に装備される。意外に発熱するので、塞がないように注意しよう。HDMIの出力ポートも備えているため、大画面テレビへの出力も可能だ。OQOのCEO Jory Bell氏は、AppleでPowerBook G4の開発にも関わったということで、随所にデザインのこだわりを感じさせる製品に生まれ変わっている。
写真:OQO model 02の電源ボタンと排気口
周辺機器も光沢加工で高級感がある。USBやLANポートを備えた拡張ポートを接続したところ。CD/DVDドライブ付きのドッキングステーションもオプションで用意される。
写真USBやLANポートを備えた拡張ポート
■サクサク動く操作感に驚き
操作は、スライドして開くキーボード、トラックスティック、タブレット機能で行う。タブレットは感圧式ではなく、デジタイザで、付属のデジタルペンを用いて操作する。感度は非常に良く、すぐに慣れることができる。トラックスティックによる操作も快適で応答性が良く、サクサク動く印象だ。このコンパクトさでこの快適さには、正直驚かされる。キーは小さいが、指先が引っかかるため、慣れれば親指による入力はスムーズに行えそうだ。ふだんPDAを使用しているユーザーなら、長文の入力も苦ではないはずだ。
写真:キーにはバックライトが用意されていて、暗い部屋でも使用できる。
写真:両手に持って、トラックスティックやキーボードを操作できる。マウスボタンのクリック感など、応答性が良い。
デジタルペンの操作にもすぐに慣れることができた(Windows XP Tablet Edition搭載モデルのみ、デジタルペンとキャリーケースが付属する)。画面上はデジタイザによる操作だが、画面右下には、感圧式のスクロール領域があり、指先で上下や左右にこすると、ウィンドウの表示をスクロールできる。
写真:デジタルペンで操作できる
■すぐにも欲しいが価格が厳しい…
高級感のある外観は、手にして持ち歩き、友達に自慢したくなるほどだ。操作感も良く、すぐにでも欲しくなる逸品である。5インチながらクリアな液晶で文字もクッキリ見えるので、オプションのBluetoothキーボードと組み合わせれば長文の入力作業も快適に行えるだろう。唯一の問題は、30万を超える価格。コンパクトPCのVAIO type Uが20万円台前半から買えることを考えると、手を出すにはちょっとした思い切りが必要になる。
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■OQO model 02
■BRULE
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編集部:池田利夫(ジャムハウス)
制作編集:エヌプラス
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