【ファンキー通信 昭和編】エロネタゲットにはあんな苦労、こんな苦労が・・・

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 特に男子諸君は、インターネットって、奇跡的に便利だなぁ〜・・・と、つくづく痛感していることでしょう。伝達手段としても日ごろお世話になっているし、仕事関係の調べものをするときなどはとっても便利。それに“あっち”の調べものをするときだって・・・。そう、 “破廉恥! セクシー! ダイナマイツッ!”なガールを検索するときは、専らネットを活用するでしょ?

 エッチなビデオのサンプル動画&画像、それに有名人のヌード・グラビア、濡れ場シーンのキャプチャーまで、ネットにはエロの種がいっぱい落ちてる、しかもタダで。まあ、ときには「完全無料!」の文字に騙されて、痛い目に遭うこともあろうが、「そんなことに負けてらんねェ・・・ワシらエロが大好きなんじゃ!!」と、デスクトップごしに雄たけびを上げている殿方は少なくないだろう。

 でもちょっと待って。まだインターネットが普及していない時代、すなわち僕らが性に目覚めたばかりの頃、この溢れんばかりのドロドロの性的欲求をどう処理してた? 今みたいに容易にはエロの種をゲットできなかったと思うのだが・・・。そこで、昭和生まれのナイスガイたちに話を聞いてみたぞ。

 「オ●ニーを覚えたのは、小学校高学年のとき。股間がむずむずして、家にあったマッサージ器を押し当ててみたのが最初だよ。『あ、気持ちいいじゃん!』みたいな感じでね。本格的にオ●ニーをするようになったのは、中学生の頃さ。僕が住んでいたのは小さな街でね、本屋さんでフツーに買うのが恥ずかしかったから、こっそり他の雑誌の間に隠したりして買いました。で、勉強机の引き出しを開けてそこにエロ本をセット。引き出しなら親が来てもすぐにしまえるからね」(俳人/36歳)

 では、もう少し若年層のナイスガイに聞いてみることにしよう。

 「小学校5年生のとき、学研の付録でついてきた、恐竜の形をしたマッサージ器があったんですけど、それが股間に触れてしまったんです。一瞬で『オシッコ出ちゃった!』みたいな(笑)。味わったことのない快感でしたね。中学に入ると友達経由でエロ本・エロビデオを入手したり、兄の部屋に侵入してこっそり拝読したり。毎回、あさった痕跡を隠蔽するのに苦労しましたよ」(出版系ディレクター/28歳)

 他にも、「TSUTAYAみたいな大型レンタルショップではエロビデオを借りれなくて、地元の小さいビデオ屋へ人目を忍んで通った」(29歳/ゲームライター)、「地元の小さな本屋で、人が誰もいなくなったのを見計らってエロ本購入。ダッシュで帰る」(25歳/会社員)「仕方なく、通販カタログの下着ページでヌいてた」(22歳/大学生)など、案の定みんないろいろ苦労して、エロネタをゲットしていた模様。だが前出36歳・俳人、生粋の昭和ナイスガイはこう語る。

 「僕自身も、ネットのエロにはお世話になってる。だからって、僕は自分の少年期に『なんでネットがなかったんだ!』なんて悔やんだり、今の少年たちを羨んだりする気は一切ないんだ。昨今はエロが簡単に手に入るようになった分、快感の絶対量は低下してると思うからさ。童貞の底力を甘くみるなよ!」

 確かに。なんの苦労もしなくてもエロネタが手に入るようになったので、ありがたみは減ったかもね。(遠藤麻衣/verb)