左より黒田俊介、小渕健太郎

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 昨年に発売された全作品の中から、売上数という客観的なデータをもとに各賞を授与する、第21回日本ゴールドディスク大賞授賞式が13日、都内のホテルで行われた。倖田來未の大賞受賞が注目を集める中で、アルバム・オブ・ザ・イヤーには、昨年9月に発売されたコブクロのベストアルバム「ALL SINGLES BEST」が選ばれた。

 「ALL SINGLES BEST」には、2001年3月に発表されたデビューシングル「YELL〜エール〜」から、昨年7月に発表された13作目のシングル「君という名の翼」までの全シングル収録曲の他に、所ジョージと結成したユニット・トコブクロの「毎朝、ボクの横にいて。」と、ボーナストラックにNTT西日本DENPO115のCM曲「未来への帰り道」を含む全20曲を収録。収録曲の中にシングルランキングで1位を獲得した曲は1曲も無いにも関わらず、同作はロングセールスを記録。ミリオンヒットを記録する作品が姿を消す中で、売り上げ枚数200万枚を突破している。

 今月21日には、リリー・フランキー原作、速水もこみち主演のフジテレビ系月曜9時ドラマ「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」主題歌として放送中のシングル「蕾」(つぼみ)を発表。デビューから6年間で14作目となる今作は、音楽が大量消費される現在において、彼らが周囲に流されることなくマイペースで歩み続けて来た証となる。発売に先駆けて配信開始した同曲の着うた(R)のダウンロード数は、すでに120万件を突破している。

コブクロ - アーティスト情報

THE GOLD DISC
東京タワー オカンとボクと、時々、オトン - フジテレビ