台湾北部、桃園の公園にある蒋介石像を見る観光客(2017年8月23日撮影、資料写真)。(c)SAM YEH / AFP

写真拡大

【AFP=時事】台湾で23日、かつての指導者、蒋介石(Chiang Kai-shek)の像の頭部を切断した男に禁錮6月の判決が言い渡された。男は切り落とした頭部を「おまる」にするつもりだったと供述している。

 高等法院(高裁)の発表によれば、判決を言い渡されたのは郭志剛(Kuo Chih-kang)被告で、罪状は窃盗。郭被告は2017年4月、主要都市・台北の公園内で蒋介石像の頭部を切り落とし、トラックで運び去ったとされる。

 同院によると、被告は切り取った頭部について、「自分があの日したことの記念として持ち帰り、おまるにして怒りを表現したかった」と供述。さらに「台湾が近いうちに独立国家となることを願っている」とし、「その時は、一般公開できるよう頭部を寄贈するつもりだった」と語った。

 高等法院は、被告の行動は言論の自由では保護されず、禁錮刑を言い渡したと発表。「移行期正義」を促進しようとしていたとの被告の主張を退けた。

【翻訳編集】AFPBB News