高岡早紀が考えるラストパートナーの条件「年下は…」

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「みんな家族には見せない一面を持っている。そう考えると家族ってちょっと怖い存在なのかも(笑)。今回のドラマは、その危うさがよく描かれていると思います」

そう語るのは、ドラマ『向かいのバズる家族』(日本テレビ系・木曜23時59分〜)に出演中の高岡早紀(46)。母親役を演じているが、実生活でも2男1女の母だ。

「娘がいま8歳。私より全然、女子力が高いんです。外食しようというときに、『ちょっと待って!』と言って、よそ行きのかわいい洋服に着替えてきたり、少しメークをしたり、ネイルを一生懸命やっていたりして。私はもともと、プライベートではあまりそういうところにかまわない人間なので、娘を持ってから、初めて“ちゃんとしなきゃ”と思うようになりました。娘から『今日はキレイ』『今日は汚ない』なんて言われたりするんです(笑)。私のクローゼットまでついてきて、『これ着てほしいな』なんて言ってくるので、鏡の前に一緒立って『お洋服、どうしましょうね』なんて言いながら2人で選んでいます。そこはやっぱり息子だけだったときと違うところですね。いまは娘が14歳になるのが楽しみ。たとえばホテルとか、13歳以下だと入れないところもありますから。もっといろんなところに一緒に出掛けられるようになるし、2人で女子旅もしたいなぁと思っています」

息子たちについては次のように話す。

「息子たちは、私のことをなんでもわかってくれているんですよ。長男なんか22年間一緒にいるから、私のことを誰よりも理解してくれています。私の怒りポイントもわかってくれていて、ほうっておいてほしいときは、そうしてくれますね。この前も舞台で地方を回っていて、久しぶりに家に帰ったときに、私の顔を二度見して『老けた?』って一言だけ(笑)。きっと私、すごく疲れていたんだと思います。そういうときに『何かしようか?』なんて聞いてこないほうがうれしい。黙っていてくれるのが一番なので。そういう心配りができるんです。夕食を外で食べるときも『僕、運転するよ』って言ってくれるので、私は安心して好きなお酒が飲めます(笑)」

そして、彼女はこう続ける。

「子どもたちが成長してもう少し手が離れたら、自由な時間ができるというのも、いまから楽しみですね。新しい恋? 恋愛をするというより、ラストパートナーになってほしいと思えるような人と出会えたらいいな、と思っています。いずれ子どもたちがみんな結婚していなくなってしまったら、一人で生きていくのは無理だなと思っているので、そのときに一緒にいてくれる人。年下の人はないかな。息子たちと年が近い人なんてありえないですから。それだったら息子たちといたほうが楽しいです!」