日テレの公式ツイッターにも、意見が来ていた。

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日本テレビ系で放送されたバラエティ番組「女心わかってる?テスト」について、女性タレントらの突っ込みぶりにイライラしたといった声がネット上で相次いでいる。

出演者らの意見は分かるとの声もあったが、前提となる「女心」の内容に首を傾げる向きが多かったようだ。

「付き合っているのに他人事すぎ」と突っ込み

「男はなぜ女心がわからないの!?」。2019年4月14日の放送では、こんなタイトルで、男性タレント5人に女心の理解度を査定する番組独自のテストを受けてもらった。その回答について、女性タレント3人と一般女性17人に点数を付けてもらう形だ。

1問目は、仕事の締め切りが迫った深夜に、彼女から風邪を引いて週末デートをキャンセルしたいとのLINEが来たときの反応を問い、その回答について男性5人の順位が明かされた。

バイきんぐ小峠英二さんは、「わー大変ゆっくり休みな」などと返信し、第3位になった。男性陣では中位だったが、女性ゲストのホラン千秋さんは、こうダメ出しをした。

「これなんか付き合っているのに、他人事すぎません?」

電話したり訪問したり配慮すべきだというのだが、小峠さんは、気遣って返信させない工夫だと反論した。ところが、女性陣から異論も相次いで、藤田ニコルさんも「私はずっとLINEしたい」と口をはさんでいた。

その後も、各順位の男性タレントの回答に対し、女性陣から突っ込みが相次ぐ。特に、武田真治さんとオードリー春日俊彰さんの点数が低いことが多く、そのたびに厳しい指摘が出た。

SNSでバズったのは、皮肉にも女性陣だった

例えば、上司が可愛い新入社員女性をひいきするとして30分以上も愚痴を言うことについての3問目では、武田さんがそういう自分もひいきされることがなかったか考えるべきなどと回答すると、女性陣からダメ出しが相次いだ。

高岡早紀さんは「意見されたくないの!」、ホランさんは「自分が逆に説教されているみたい」、藤田さんは「世界中ほとんどが無理だ」などと嫌悪感を示す。もっとも、武田さんに点数を付ける一般女性もいて、「具体的な解決法を示して下さっているので、本当に私のことを考えてくれている」と擁護していた。

司会のバカリズムさんは最後に、「今日の男性陣は、SNSでバズりそうな回答たくさんあったと思います」と締め括ったが、実際にバズったのは、皮肉にも女性陣の方だった。その反応ぶりに違和感を覚えたなどとする書き込みが、ツイッター上などで続出したのだ。

「面白い番組だった!またやるといいな」などと演出に理解を示す向きもあったが、番組の示した「女心」の内容には疑問や批判の声の方が多い。「ただのワガママ女子ばっかだった」「こんなめんどくさい女になりたくない」「これで男と平等とか笑わせるな」「男心わかってる?テストもやれよ」などと書き込まれている。

(J-CASTニュース編集部 野口博之)