金曜夜から土曜は再び真冬並みの寒気に列島すっぽり。土日の朝は全国的に冷え込みが強まり、都心でも霜が降りるくらい冷えるでしょう。

また真冬並みの寒気流入

先週末から今週はじめの日本列島は真冬並みの寒気に覆われ、全国的に寒さが厳しくなりました。寒気は週の半ばにいったん弱まったものの、14日(金)は冬型の気圧配置が強まり、強い季節風が冷たい空気をどんどん運んできました。15日(土)にかけては、再び広い範囲に真冬並みの強い寒気が流れ込むでしょう。

土曜日は

このため15日(土)の朝は冷え込みが強まります。最低気温は14日(金)より低くなる所が多く、全国のアメダスの約6割で冬日(日最低気温が0度未満)となるでしょう。関東から九州の市街地でも3度前後まで気温が下がって、霜が降りるくらい冷えそうです。ふたご座流星群を観察する方は暖かい飲み物を用意するなど、寒さ対策を万全になさってください。

日曜日は

16日(日)は冷たい空気が残っている中、朝は関東から近畿を中心に放射冷却が強まるでしょう。最低気温は今シーズン一番低くなる所もありそうです。都心でも霜がおりるほどの冷え込みが続くでしょう。ヒートショックは寒い時期に多く発生するといわれています。暖房の効いている部屋と効いていない部屋の温度差は10度以上となることがあり、移動は注意が必要です。部屋ごとの温度がなるべく同じになるよう、空調などで調節しましょう。tenki.jpの「ヒートショック予報」もぜひ参考になさってください。