国歌斉唱で酷評されたファーギー、今になってその国歌が拡散されることに

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今年2月に行われたNBAオールスターゲームで国歌を披露するも、“アレンジの効きすぎた”国歌を酷評されてしまったファーギー。あの国歌が、ここにきて再び「ファーギー・リミックス・チャレンジ」という新しいトレンドとして話題になっている。

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今年2月18日にロサンゼルスの「ステイプルズ・センター」で開催されたNBAオールスターゲーム。ファーギーは国歌斉唱を任されたのだが、「星条旗(The Star-Spangled Banner)」を歌い始めると会場は一瞬のうちに凍り付いてしまった。セクシーなブルース調で、アレンジの効きすぎたスローテンポの国歌に、会場にいたNBA選手らや観客はかなり困惑。しかしファーギー自身は大満足の様子で、歌い終わると「さぁ、バスケッットボールの時間よ!」と笑顔で叫んでいた。

この“ファーギー調”のパフォーマンスには多くの批判が集まることになり、ファーギーは「一味違ったパフォーマンスにしたかった」「意図したものとは違う結果になってしまったが、米国を愛する気持ちに変わりはない」と謝罪を表明していた。

あれから8か月を経て、あのファーギーの国歌が再び大きな話題となっている。4年連続NBAファイナルに進み、2年連続優勝に輝いたカリフォルニア州オークランドのプロバスケットボールチーム「ゴールデンステート・ウォリアーズ」のステフェン・カリーやアルフォンゾ・マッキニーが、今月26日にインスタグラムにある動画を投稿したからである。

この日「ウォーリアーズ」は「ニューヨーク・ニックス」とのゲームを制しており、選手たちは試合後のロッカールームで祝賀モード。ファーギーの国歌のリミックスバージョンにあわせチームメイトと音楽に合わせて軽妙に頭や体を揺らしている。その動きは非常にコミカルで動画からは選手たちが楽しむ様子が伝わってくるだけでなく、実際にファーギーの「さぁ、バスケットボールの時間よ」という声もしっかり聞き取ることができる。

この動画はすぐに拡散し「#ファーギー・リミックス・チャレンジ」のハッシュタグとともに、リミックスバージョンに合わせて踊る動画をアップする人も次々と現れた。

ちなみに、ファーギー本人はツイッターで「わかってた。私はあの曲を特別なものにしたかったのよ」とコメントし、チャレンジバージョンにお墨付きを与えているようだ。

ファーギーの元夫で俳優のジョシュ・デュアメルは、ファーギーの国歌斉唱中にニヤッと笑ったところをカメラに映されていた「ウォーリアーズ」のドレイモンド・グリーンについて先日、「彼は彼女に謝罪する必要がある」とコメントしたばかり。とはいえファーギー自身も太鼓判を押すこのチャレンジが、今後どこまで盛り上がるかに注目したい。

(TechinsightJapan編集部 朝倉リリー)