関係者各位に無事を知らせた小林 photo/Getty Images

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26日に明治安田生命J1リーグの第24節が行われ、サガン鳥栖がガンバ大阪に3-0で勝利した。

同試合に先発したDF小林祐三(サガン鳥栖)が、38分すぎにピッチ上で口元をおさえながら苦しみ出し、途中交代。熱中症の症状が見られたため、鳥栖市内の病院に救急搬送されたことがクラブ公式サイトで明かされた。容態が心配されるなか、27日に同選手がTwitterを通じてメッセージを投稿。自身の無事を伝えている。

「皆さま、ご心配をおかけしました。だいぶ元気になりましたので、ご安心を。たくさんの人に迷惑をかけて、申し訳ない気持ちでいっぱいです。こうなったら一発逆転で熱中症対策委員の大使にでも任命していただけたらこちらとしても嬉しいです。交代の数分前にG大阪の倉田選手が『大丈夫ですか?』って聞いてくれて、しゃがんだ時も主審呼んでくれて本当にありがたかったです。昨日朦朧としてて言えなかったので改めてここでお礼を。ありがとうございました」

なお、サガン鳥栖はクラブ公式サイトを通じ、同試合終了後にGK権田修一が鳥栖市内の病院に救急搬送されたことを発表。脱水症状に見舞われていたことが併せて伝えられた。夜間でも30度以上の気温を観測することも珍しくない日本列島だが、選手の安全を守るためにも、来季以降はリーグ戦の日程の見直しが必要になってくるかもしれない。