アイスランドで生まれた痛快なオウンゴールが話題に(この画像はスクリーンショットです)

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アイスランドの国内カップ戦でクリアが味方の顔面直撃でオウンゴールとなる珍事…

 海外サッカーで、味方のクリアボールが顔面に当たってオウンゴールとなる珍事が発生。何が起こったのか、思わず二度見したくなるような仰天の決定的瞬間を、海外メディアが「底抜けに面白くあまりに悲劇的なオウンゴールが誕生」と動画付きで紹介し、注目を集めている。

 不運のプレーが生まれたのは、アイスランドの国内カップ3回戦、ヴィキングル・レイキャヴィーク-フィヨルニル・レイキャヴィークの一戦だ。

 ペナルティエリア外左でフリーキック(FK)を献上したヴィキングルは、選手を8人置いてゴール前を固めた。FKはクリアしたが、こぼれ球がフィヨルニルの選手に渡ってしまい、ゴール左隅に鋭いシュートを打たれてしまった。

 GKの足元を抜かれ、枠内に向かうボールを18歳のDFイサク・アトリ・クリスチャンソンが左足ではね返し、間一髪ピンチを脱出した…かに思えたが、しかし――。

 不運にもクリアボールが右隣にいた味方のオーラ・ポーホールッソンの顔面を直撃。ボールは180度進路を変え、そのまま自陣のゴールネットを揺らした。ボールが当たったポーホールッソンは、のけぞり倒れ込んだ後、しばらく立ち上がれなかったことを考えれば、その衝撃の大きさがうかがい知れるだろう。

海外にも反響「この爆笑もののオウンゴールが勝敗に影響をもたらした」

 ポルトガルのスポーツテレビ局「SPORT TV」が公式Youtubeチャンネルで動画を公開すると、英誌「フォー・フォー・トゥー」は「底抜けに面白くあまりに悲劇的なオウンゴールが誕生」と特集。米紙「USAトゥデー」も「ディフェンダーのロケットボールがチームメイトの顔面に直撃する壊滅的なオウンゴール」と取り上げ、ヴィキングルが1-4で敗れた試合において、「この爆笑もののオウンゴールが勝敗に影響をもたらした」と伝えた。

 アイスランドは悲願のワールドカップ初出場を決め、新宿区と同程度の人口約33万人が史上最少と話題になった。ロシアでの本大会ではグループリーグでアルゼンチン、クロアチア、ナイジェリアと同組のD組だが、「フォー・フォー・トゥー」は「躍進し続けるアイスランドのナショナルチームが、ワールドカップでこのようなオウンゴールが生まれないことを祈るばかりだ」と記すなど、悲劇のオウンゴールは代表レベルまで反響を呼んでいる。(THE ANSWER編集部)