映画『リバーズ・エッジ』新写真
 - (C) 2018映画「リバーズ・エッジ」製作委員会/岡崎京子・宝島社

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 岡崎京子の同名漫画を二階堂ふみ主演で実写映画化する『リバーズ・エッジ』(2018年2月公開)の特報で、吉沢亮演じる同性愛者の高校生が殴られるシーンをはじめ、残酷な青春群像の一端が明らかになった。

 原作発表から20年以上の時を経て、『世界の中心で、愛をさけぶ』『ナラタージュ』などの恋愛映画の名手・行定勲監督によって実写化される本作。イマドキの女子高生ハルナ(二階堂)、執拗ないじめに遭う同級生の山田(吉沢)ら、「河原の死体」という秘密を共有する若者たちの日常が描かれる。

 特報は、ハルナと山田が夜の河辺を歩くシーンから始まり、摂食障害のあるモデル・こずえ(SUMIRE)を抱きしめながら号泣するハルナ、山田を殴るハルナの恋人・観音崎(上杉柊平)、山田に片想いする田島カンナ(森川葵)らの場面が登場。山田がハルナに告げる衝撃的な言葉「ボクの秘密の宝物教えてあげる……」で締めくくられる。

 併せてお披露目された新写真は、ハルナ、山田、カンナ、観音崎、こずえが教室の黒板の前に整列しているもの。孤独を象徴するかのように、正面を向いたハルナ以外は全員バラバラの方向を向いている画となっている。(編集部・石井百合子)

映画『リバーズ・エッジ』は2018年2月TOHOシネマズ新宿ほか全国公開