マーリンズ・イチロー【写真:Getty Images】

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「7番・左翼」で3戦ぶり先発、6回守備で本拠地沸かせる

 マーリンズのイチロー外野手が29日(日本時間30日)、本拠地でのメッツ戦に「7番・左翼」で先発。1-5で迎えた6回守備で本拠地ファンを沸かせた。

 6回表1死走者なしの場面だった。打席に立ったメッツ遊撃レイエスがカウント1-1から打ち上げたボールは、左翼ファウルゾーンへ高々と上がった。すると、イチローは打球の落下地点へ向けて疾走。ファウルゾーンのダート部分でスライディングすると、逆シングルで見事キャッチしてみせた。

 圧巻だったのは、この後だ。左翼ファウルフェンス間際の位置で捕球しながらも背中を地面について減速。見事フェンス激突を回避した。このスーパープレーに本拠地ファンは大歓声を送った。

 イチローはこの日、ブレーブスのバートロ・コローン投手が戦力外通告となったため、メジャー最年長選手になったばかり。年齢を感じさせないプレーで、ファンの心を掴み続ける。(Full-Count編集部)