生徒ひとり一人に合わせた「オリジナル握手」で関係を築く先生

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生徒ひとり一人を、独特なジェスチャー付きの「握手」で教室に迎える先生がネットで話題になり、ABCニュースをはじめとした米国のメジャーメディアも取り上げている。

ノースカロライナ州の小学校で

その先生、バリー・ホワイトJr. さんは、米国ノースカロライナ州のアシュレイパーク小学校で、5年生に国語を教えている。

彼が生徒たちと交わす「握手」は、腕の振りやハイタッチ、拍手、肩のぶつけ合いなどを組み合わせた、複雑なジェスチャー付き。そのパターンは生徒ひとり一人で違っていて、先生は生徒ごとの「握手」パターンを憶えているという。

facebook/Charlotte-Mecklenburg Schools

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生徒は1日1回、教室の入口で、バリー先生とこの「握手」を交わす。

バスケ選手のジェスチャーがヒントに

昨年9月、地元学区のfacebookに投稿された上のビデオは、SNSでじわじわと評判が広まり、現在では視聴回数91万回を超えている。また、これに注目したABCニュースは、2月2日、facebookに別のビデオ(下)をアップし、こちらはなんと、1億回を超える視聴回数となっている。

ニュースメディアの取材を受けたバリー先生は、独特なジェスチャーについて質問され、「プロバスケットボール選手がこれをやっているのを見て思いついた」と言う。

「バスケ選手たちがこれをやっているのを見ていると、選手同士の繋がりが伝わってくる。その感覚を、生徒たちとの間にも持ち込みたかったんだ」

最初、少人数の生徒たちとやってみると、結構評判が良かった。それで、クラス全員の生徒と「握手」することにしたそうだ。

繋がりと信頼感が大事

「(教育で)絶対に大事なのは、生徒との繋がりだ」とバリー先生は言う。「言葉には表せないような信頼感を、生徒との間に築くこと。これは、多くの場合、軽く見られたり見過ごされたりしているように思う」

「相手がこっちを信じる気にならなきゃ、何を教えても無駄だからね」

彼の生徒は60人以上いる。つまり、彼は60以上の「握手」パターンを憶えていることになるが、頭ではなく身体が憶えてしまうのでそれほど難しくないそうだ。