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GMOリサーチはこのほど、日本と中国で実施した「ポイントサービスに関する実態調査」の結果を発表した。調査期間は2016年11月25〜30日、有効回答はポイントサービスの利用経験がある20歳以上の個人1,745人(日本880人、中国865人)。

○ポイントを貯める手段、日中の1位「ショッピング」

ポイントを貯める手段は、両国ともに1位「ショッピング」(日本91.7%、中国86.2%)、2位「アンケート」(日本80.2%、中国51.7%)との順に。3位以下をみると、中国は3位に「会員登録、資料請求などのサービス利用」(日本13.3%、中国41.2%)、4位に「アプリダウンロード」(日本10.9%、中国34.5%)が入り、日中で20ポイント以上の差が開いた。

ショッピングでポイントを貯めると答えた人に、どこで・何を購入する際にポイントを貯めているか尋ねると、日本は「店頭(食品/飲料/酒類)」(50.4%)、「ネット通販(書籍・音楽)」(45.8%)が上位に入った。

一方、中国は「ネット通販(衣料品/下着)」(63.2%)、「ネット通販(服飾雑貨(アクセサリー/かばん/靴など)」(51.0%)など、ネット通販が上位を独占。また、薬以外の全商品項目でネット通販が店頭を上回ったという。同社は「食料品や日用品などの買い物自体をネット上で済ませる習慣が結果に影響している」と分析している。

貯めたポイントの利用方法は、両国ともに「ポイントの発行主体である会社が提供している商品・サービス」(日本48.4%、中国55.9%)が1位。なお、中国は商品の値引きに直接つながる方法でポイントを利用する人が多く、3位に「商品を購入するときの代金から値引き」(40.0%)が入ったほか、特に「商品券への交換」(日本22.8%、中国45.0%)では日本と22.2ポイントもの差がついた。

(御木本千春)