2013年に千葉で得点王に輝いていたケンペス。 (C) SOCCER DIGEST

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 現地時間11月28日、コロンビアに墜落した飛行機事故で、2012年から2014年までセレッソ大阪とジェフ千葉でプレーし、事故に遭った飛行機にシャペコエンセの一員として搭乗していたブラジル人FWケンペスの死亡が確認されたと、ブラジル複数メディアが伝えている。
 
 ブラジル1部のシャペコエンセは、アトレチコ・ナシオナルとのコパ・スダメリカーナ決勝を戦うため、ボリビアからコロンビアのメデジンへ向かっていた途中だった。
 
 ケンペスは2012年、自身初となる国外挑戦でブラジルのポルトゥゲーザからC大阪にレンタルで加わると、その翌シーズンには千葉に加入。シーズン22ゴールを挙げてJ2得点王に輝いていた。2015年1月に千葉を退団していた。
 
 ブラジルメディア『グローボ』によれば、現時点で飛行機に搭乗していた81人のうち、76人の死亡が確認されているという。
 
 また、複数メディアが報じている搭乗者名簿の中には、ケンペスだけでなく、元ヴィッセル神戸指揮官のカイオ・ジュニオール氏や2015年に川崎でプレーしたアルトゥール・マイア、2010年に京都で活躍したチエゴ、2005年に柏でプレーしたクレーベルの名前も記載されていた。
 
 この悲惨な事故を受けて、シャペコエンセは公式サイト上で、「神が私たちの選手、スタッフ、関係者、記者たちと共にありますように」と声明を発表した。