「三船美佳 The Jewelry of Legacy」より

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 女優の三船美佳(34)が、離婚成立した元夫の高橋ショージ(58)に対し、財産分与の申し立てを行っていたことが先日わかった。それと前後して三船の好感度が急落している。“モラハラ離婚”によって悲劇の主人公だったはずの彼女に何があったのかーー。

 一連の報道によると、2013年におよそ3億円をかけて新築した自宅は現在では高橋が一人で住んでいる状態だったが、三船は離婚成立後もその住宅ローンを、毎月40万円ずつを支払っていたとみられており、周囲の説得もあって三船は財産分与を申し立てる決断をしたという。住宅ローンはあと数年を残すのみで、土地の購入や新居建設費用などは、三船の母・喜多川美佳(67)も援助をしていたとされている。

 一見すると、財産分与も当然のように思える流れではあるが、しかしこの三船のしたたかさには、周囲も白い目を向けている。
 三船と高橋は、16年余りの結婚生活を経た2015年1月に、離婚問題が公に。その際、三船が発した“モラハラ”という表現が話題となった。高橋の束縛ぶりなどが大きく取り上げられ、当時は高橋を批判する声が大きかったのも事実だ。それから1年ほどの離婚裁判を経て、今年3月に離婚が成立したわけだが、一部では「離婚はそもそも三船親子の計画だったのでは」との噂が広まり、徐々に高橋を擁護する声が高まり始めているという。

■元夫に娘を2年半会わせない?

 そんな最中の11月8日、高橋ジョージが自身のツイッターに投稿したつぶやきが大きな波紋を呼んでいる。ここでは愛娘の誕生日を祝うツイートとともに、元妻の三船美佳によって愛娘と2年半も会えていないことが明らかにされ、三船への批判がさらに高まっている。

「このツイッターで三船の非情さがさらに浮き彫りになってしまった印象です。当初は高橋によるモラハラが原因と言われ、彼女に同情票が集まっていましたが、その後、神田正輝(65)との不倫報道をはじめ、父・三船敏郎が作った多額の借金を高橋が返済し終えて用済みとなったあと、三船が『パパの役目が終わった』と笑顔で話していことなどが暴露され窮地に。悲劇の女、モラハラ被害者といったイメージは一転、単なる“性悪女”という評判が広まってしまいました」(スポーツ紙記者)

 現在は関西に拠点を置いて活動している三船。皮肉にも“好感度暴落”は全国規模で広がってしまっている状況だ。シングルマザーとして再出発はマイナスからのスタートというのは不幸でしかない。逆風には負けず、本人の売りでもある明るい笑顔をはやく見せてほしいものだ。

文・佐々木浩司(ささき・こうじ)※1980年群馬県生まれ。スポーツ誌の契約記者を経てフリーに。現在は主に、週刊誌やビジネス誌で活動中。得意分野は芸能、プロ野球、サッカーなど。主な著書に『洗脳のすべて』(宝島社)など。