故・永六輔さんが語ったテレビ衰退の原因「週に1本作るのが限界」

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11日放送のラジオ番組「たまむすび」(TBSラジオ)で、カンニング竹山が、亡くなった永六輔さんが語っていたという「テレビがダメになった原因」を紹介する場面があった。

番組では、速報で永さんの訃報を伝えた。永さんは作詞家として「上を向いて歩こう」などを手がけたほか、放送作家やラジオパーソナリティーとしての顔も持っていた。

竹山は、生前の永さんのラジオ番組に何度か招かれたことや、逆に永さんが竹山のライブを見に来てくれたこともあったのだと明かす。「感覚的には自分のじいちゃんが亡くなったような感じですね」「まあ、お疲れ様でしたとしか言えないですね。ありがとうございましたということです」と、神妙な口調で語っていた。

そんな竹山は「ひとつ、胸にずっと残っていること」として、生前の永さんと「テレビの未来って何だ?」という話をしたことがあったそうで、その際のエピソードを披露した。永さんは「今のテレビは、なんでダメになってったかっていうと、タレントもそうだし、制作者もそうだし、いくつもかけ持ちしている」「ものづくりに関しては、(かけ持ちは)無理」と、主張していたのだとか。

当時、永さんは、テレビやラジオに関しては出演者やスタッフが、「ひとつの情熱を持って1本の番組を作り、週に1回それを出していくのが限界だ」と、指摘していたそうだ。

竹山はその話を聞いた当時「いや、もうじいちゃん、時代が違うよ。そんなんじゃ食ってけねぇんだよ」と思っていたそうだが、最近は「クリエイティブにものを作っていくって、そういうことなんじゃなかろうか」と、永さんの主張が理解できるようになってきたのだという。

さらに竹山は、「生活の問題」はあるとしながらも、「レギュラーを何本も持っていることがステイタス的なことを勝手に思ってた」という自身の認識について、「実は、そうじゃないんじゃなかろうか」と、最近になって強く考えていたことを明かしつつ、「残念ですけど、本当にありがとうござました」と、永さんへ感謝の言葉を送っていた。

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